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「文化部はネクラ?」美術部員がバレー部に入って気づいた「自分のものさし」 作者が抱えたコンプレックス

9/19(木) 7:00配信

withnews

 野球部、サッカー部、テニス部、バレー部……運動部の生徒たちはキラキラしていて、クラスの中でも明るい存在に見えがちです。それは、文化系の部活に所属する人たちにとってはなおさら。「文化部ってネクラっぽいよね~」。美術部に所属する主人公は、そんな言葉がきっかけで、バレー部に体験入部することに。でも、そこで見えてきたのは……。漫画のSNSを運営するコミチとwithnewsがコラボし、「#部活動の黒歴史」をテーマに作品を募集した企画。大賞に決まったのは、ちえむ(Chiem)さんの「ネクラだって部活したい」です。(朝日新聞デジタル編集部・野口みな子)

【マンガ本編はこちら】「文化部ってネクラっぽいよね」戸惑う美術部の主人公、バレー部に体験入部すると…

漫画「ネクラだって部活したい」

 「文化部ってネクラっぽいよね~」「暗っ!」

 主人公は、美術部に所属する女の子。彼女の耳に入ってきたのは、美術部の部活の様子を見て笑う生徒の声です。

 「暗い?」。思いもよらない言葉に、自分の振る舞いについて考えてみます。休み時間は画集を読み、部活中は静かにキャンバスに向き合う……体勢も変えずに。

 「確かに、明るくはない!」。自分の印象にショックを受ける一方で、対照的に見えてきたのは運動部の子たちの明るさでした。

 「もしかして運動部に入れば 明るい性格になれるんじゃ?」。そう思った主人公は、バレー部に体験入部をすることにしました。

気付いた「胸はっていいんだ」

 当初は「運動だってそこそこできるし ダイエットになれば一石二鳥」という考えで参加しましたが、まもなくその甘さに気付きます。

 「無理だ…」。練習の厳しさに衝撃を受ける主人公。そこで浮かんだ疑問は、明るい雰囲気の部員たちのモチベーションです。「あんなに厳しくて楽しいのかな?」

 バレー部員に「勝ちたいから頑張るの?」と聞く主人公。返ってきた言葉に重なったのは、絵が上手くなりたい一心で、美術部で試行錯誤する自分自身でした。

 「なんだ 胸はっていいんだ」

 そう気づいた主人公。最後の1コマは美術部で笑顔で絵を描く姿と、「今日も明るくネクラします」というセリフで締められています。

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最終更新:9/19(木) 7:00
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