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みんなで「そーれ」 天草市牛深町で「十五夜大綱引き」

9/16(月) 10:37配信

熊本日日新聞

 熊本県天草市牛深町の茂串地区で14日夜、「十五夜大綱引き」があった。住民ら約500人が海側と山側に分かれて争う集落対抗戦。参加者たちは月明かりの下、力勝負を繰り広げた。

 400年以上続くとされる恒例行事。3本勝負で山側の「屯田[どんだ]・向[むこ]」が勝つと豊作、海側の「新貝[しんがい]・村[むら]」が勝つと豊漁になると言い伝えられている。昨年から、住民が集まりやすいように「中秋の名月」前後の土曜開催となった。有鹿修・茂串区長(71)は「みんなで伝統を守っていきたい」と話した。

 午後8時半過ぎ、メイン通りの県道を舞台に勝負開始。漁網で作られた直径40センチ、長さ150メートルある綱を、両陣営が「そーれ、そーれ」という掛け声とともに引き合った。

 結果は2勝1敗で「屯田・向」が勝利。参加した牛深高2年の山崎真也さんは「地域の絆を感じる。気持ちいいです」と汗をぬぐった。(谷川剛)

(2019年9月16日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

最終更新:9/16(月) 10:37
熊本日日新聞

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