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新しい国別対抗戦「ATPカップ」とは?トップ選手たちの国の威信をかけた戦い!(前編)

9/16(月) 17:00配信

THE TENNIS DAILY

24ヵ国が、オーストラリアの3つの都市で繰り広げる国別対抗戦「ATPカップ」。ATPの2020年シーズンは、1月に初開催となる同大会で幕を開ける。

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賞金総額1500万ドル(約16億1400万円)を巡って、各国のトップ選手たちが競い合う注目の大会を解説する。

「ATPカップ」とは?

「ATPカップ」は、賞金総額1500万ドルを巡り、24ヵ国が競い合う国別対抗戦。参加選手はATPランキングポイントを最大で、シングルスは750、ダブルスは250ポイント獲得することができる。ATPは同大会をテニスオーストラリアと提携して開催する。

日程と開催地は?

「ATPカップ」は毎年シーズンが始まる週の前週金曜日に開催される。トーナメントは10日間続き、シーズン1週目の日曜日が最終日となる。初開催となる2020年は、1月3日(金)から1月12日(日)での開催が決定しており、同じくシーズン1週目に開催される「ATP250 ドーハ」と開催期間が被ることになる。

グループステージは、ブリスベン、パース、シドニーの3都市で6日間かけて行われ、その直後にシドニーのケン・ローズウォール・アリーナで、準々決勝戦以降のファイナルズが行われる。

大会はどういう仕組みなのか?

24ヵ国が、4ヵ国ずつの6つのグループに分けられ、ラウンドロビン方式でグループステージを戦う。各グループの1位の国6ヵ国に、2位の国のなかから成績のよい上位2ヵ国を加えた全8ヵ国が、シドニーで行われるファイナルズに進む。

試合のフォーマットは?

国同士の対戦は、シングルス2戦とダブルス1戦で行われ、3戦のうち2戦勝利した方の勝利となる。グループステージでは、各国がそれぞれ3ヵ国と対戦する。シングルスは3セット・タイブレークマッチ、ダブルスはノーアドバンテージ・第3セット突入時には10ポイントマッチタイブレーク方式で行われる。

開催期間中の1日の流れは?

各会場では連日、昼間の試合であるデイセッションと夕方のナイトセッションが行われる。現地時間午前10時に、ナンバー2選手による最初のシングルスが開始され、その後にナンバー1選手のシングルス、そしてダブルスへと続く。先の2試合の結果にかかわらず、ダブルスは決行される。

どのようにして参加国と、参加選手は決定されるのか?

参加国は最低でも2人のATPシングルスランキング保持者を含めた、3人のATPランキング保持者が所属していなくてはならない。各国の選手数は最高5人。もし、チームに5人の選手がいる場合、最低でも3人はATPシングルスランキングを保持していなくてはならない。チームメンバーが4人以下の場合は、最低2人のATPシングルスランキング保持者を含む必要がある。

参加国はいつ発表されるのか?

先に参加権が与えられる上位18ヵ国は、最初のエントリー締め切り日である9月13日の直後に発表される。開催国であるオーストラリアが最初の締め切り日に参加権を得られなかった場合は、ワイルドカードが与えられ、19ヵ国目として参加が決定する。それにより、11月3日の第2締め切りの際に追加される参加国は5ヵ国となる。
※13日に発表された参加国は、ワイルドカードのオーストラリアを含めた19ヵ国となった。これにより、残された参加枠は5ヵ国。日本は8位で参加権を得ている。

エントリーはどのような仕組みなのか?

最初のエントリー締め切り日に、参加国は各国のATPシングルスランキングのナンバー1選手のランキングをもとに決定され、参加権を与えられる。その時点で、ナンバー1選手とナンバー2選手が同時に出場権を得る。しかし、その2選手が最終エントリー締め切り日である11月3日の時点で、その国のトップ2に留まれなかった場合は、出場が取り消される場合がある。残りの最多3名のチームメンバーは11月3日の時点でのランキング上位者となる。

エントリーに必要なランキングは、52週間で算出される通常のATPランキングが使用される。プロテクト・ランキング保有選手も、大会開催時にそのランキングが有効であるという条件をクリアすることで参加権を得ることができるが、プロテクト・ランキングは国別のシードには使用されない。

11月3日の第2締め切り日には残りの5~6ヵ国が、それぞれシングルスのナンバー1選手のランキングをもとに決定される。各国のチームメンバーも、この時点のランキングをもとに全員が決定される。
※9月13日の最初の発表で、オーストラリアがワイルドカードでの参加を決めたため、現在の決定参加国は19ヵ国。これにより残された参加枠は5ヵ国となる。

(テニスデイリー編集部)

※為替レートは2019年9月16日時点
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)





ノーアドバンテージ
●第3セット突入時には10ポイントマッチタイブレーク方式

(c)テニスデイリー

最終更新:9/18(水) 17:41
THE TENNIS DAILY

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