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【MotoGP】「人生最高の瞬間だった」クアルタラロ、マルケスに敗れるもバトルに満足

9/16(月) 12:40配信

motorsport.com 日本版

 MotoGP第13戦サンマリノGPで、ペトロナス・ヤマハのファビオ・クアルタラロはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)とのバトルに敗れたものの、2位表彰台を獲得した。

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 クアルタラロは序盤にファクトリーヤマハのマーベリック・ビニャーレスをかわしてトップに立つと、ラストラップまで先頭を走行。ただ2番手にピタリとつけたマルケスからプレッシャーをかけられ続けることになった。

 バトルが勃発したのはラストラップ突入と同時だった。クアルタラロはターン1でマルケスにオーバーテイクを許してしまったが、ターン4で反撃して先頭を奪う。しかしマルケスはターン8で再びオーバーテイクし、クアルタラロの掌から優勝はこぼれ落ちてしまった。

 クアルタラロは後にターン4でマルケスに反撃できたことが“良い点”だと語り、それがマルケスもひとりの人間だと証明しており、多大な自信を得ることができたという。

「彼が何かを仕掛けてくるだろうと思っていたけど、実際マルクが来るかどうかは分からなかった」

 クアルタラロはそう話す。

「彼がタイヤをセーブしていたかどうか、僕には本当に分からなかった。でも彼はオーバーテイクし、突き放すことができたんだ」

「良かった点は、僕が彼のことを抜き返せたところだよ。それが多くの自信を僕に与えてくれた。『マルクは7度の世界チャンピオンだけど、彼をオーバーテイクできるんだ』ってね。彼も僕らと同じで人間なんだ」

 なおクアルタラロは、ラストラップのバトルについて、ターン4以外でのオーバーテイクは不可能だったと語った。

「ターン3では縁石に乗っていた」

「この週末を通じて、僕はここの縁石に乗っていなかったんだ。でもここでオーバーテイクを仕掛けなければ、彼を追い越すのは不可能だったから、そのためだけに縁石に乗ったんだ」

 そしてクアルタラロは敗北を喫したにも関わらず、マルケスとのバトルを“キャリアだけではなく、人生の中でも最高の瞬間”だったと位置づけた。

「20周に渡って7度の世界チャンピオンを後ろに従えて、ターン1では追い越され、ターン4でやり返す……彼と戦えてとても満足したよ」

「この間(マルケスに敗れて)2位でフィニッシュした時(カタルニアGP)に、僕らはほぼ3秒差がついていた。今回も2位でフィニッシュしたけど、彼とは本当に接近していたんだ」

「僕らは本当にいいやり方でタイヤを管理できたと思う。タイヤの左側は彼よりも危ない状態だったけど、右側に関しては上手く管理できていた。一歩ずつ学んでいるし、僕らにとっては本当に良かったよ」

Lewis Duncan

最終更新:9/16(月) 12:40
motorsport.com 日本版

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