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【ベトナム】三菱自会長、越新工場の早期設置に意欲

9/16(月) 11:30配信

NNA

 三菱自動車の益子修会長は12日、ベトナムのホーチミン市でNNAなどと会見し、ベトナムで事業化調査を進めている新工場計画について、数年内の具体化に強い意欲を示した。来年5月には、7人乗り小型多目的車(MPV)「エクスパンダー」の国内生産を開始することも明らかにした。

 南部ビンズオン省にある国内工場では現在、スポーツタイプ多目的車(SUV)「アウトランダー」を生産している。エクスパンダーの生産開始により、年産規模は現在の約1万台から約2万台まで拡大する見込みだ。現在、エクスパンダーはインドネシアから完成車(CBU)輸入しているが、国内生産の開始後も当面は輸入を継続する。

 工場の最大年産能力は約4万台。ベトナム現地法人・三菱モーターズ・ベトナム(MMV)の販売台数は、今年1~8月で前年同期比3.8倍の1万6,386台と急拡大している。国内需要に対応するためには生産能力の拡大が不可欠だが、現工場の拡張は用地面積などの制約があり難しい。益子会長は、事業化調査を早期に完了させ、生産能力に達すると予測する数年内には、建設予定地や規模など具体的な新工場計画を示したいと強調した。

 益子会長は、ベトナムの自動車市場の成長について、「予想外、うれしいサプライズ」だと指摘。今後はベトナムを、タイ、インドネシア、フィリピンに続く東南アジア諸国連合(ASEAN)の「第4の生産拠点にしたい」と述べた。

 益子会長は、MMVの25周年を記念して12日に開催されたイベントに参加するためベトナムを訪れた。またMMVは同日、ホーチミン市と南部ビンズオン省の高校生30人と同市の大学生40人を対象に、ベトナム赤十字を通じて総額6億4,000万ドン(約2万7,500米ドル、約300万円)の奨学金支援も実施した。授与式典には益子会長、MMVの堀之内兼一社長も臨席し、学生に目録と記念品を手渡した。

最終更新:9/16(月) 11:30
NNA

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