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<WRC>シーズン中もっとも“悪路”のラリー、王者オジェが制す「宝くじみたいなもの」

9/16(月) 17:16配信

テレ朝POST

2019年WRC(世界ラリー選手権)第11戦「ラリー・トルコ」(9月12日~9月15日)が終了した。このラリー・トルコを含めて残り4戦、チャンピオンシップ争いも佳境に入ってきたなか、王者セバスチャン・オジェ(シトロエン)が今季3勝目を上げ、現在トップのオット・タナック(トヨタ)を追撃した。

ラリー・トルコの上位陣の最終結果は、

1位:セバスチャン・オジェ(シトロエン)
2位:エサペッカ・ラッピ(シトロエン)/1位から34秒7遅れ
3位:アンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイ)/同1分4秒5遅れ
4位:ティーム・スンニネン(フォード)/同1分35秒1遅れ
5位:ダニ・ソルド(ヒュンダイ)/同2分25秒9遅れ
6位:ヤリ‐マティ・ラトバラ(トヨタ)/同2分59秒1遅れ
7位:クリス・ミーク(トヨタ)/同3分53秒3遅れ
8位:ティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)/同5分34秒8遅れ

となっている。

ラリー・トルコは、2019年シーズン中もっとも悪路のグラベル(未舗装路)ラリー。

グラベルラリーでは走行順が非常に重要で、スタート順が早いドライバーほど滑りやすい路面の掃除役となってしまいタイムが出ない。

金曜日のSS2からSS7はチャンピオンシップの上位順走行となる。各ステージの走行順は、1番手タナック(トヨタ)、2番手ヌービル(ヒュンダイ)、3番手オジェ(シトロエン)、4番手ミーク(トヨタ)、5番手ミケルセン(ヒュンダイ)、6番手ラトバラ(トヨタ)、7番手スンニネン(フォード)、8番手ソルド(ヒュンダイ)と続いた。

初日の木曜日はたった2km、しかも市内を走る顔見世同然のSS1だけに、走行順は関係ない。勝負は2日目金曜日からだ。

そして始まった2日目、チャンピオンシップ上位3名には厳しい金曜日のはずだった。

しかし、この悪路に真っ先に対応してみせたのが、シトロエンの2台だった。9番手スタートのラッピは、最長距離を走るSS3でステージトップを獲得したほか、別のステージでも常に5位以内に入る走りを見せて総合トップ。17秒7遅れでオジェが続き、シトロエンは2日目の金曜日からワン・ツー体制を整えた。

トヨタは、SS2とSS4でラトバラ、SS5でミークがステージトップを獲得し午前中は速さを見せるのだが、SS6で降雨による路面変化に苦しみ、さらにタナックはパンクにも見舞われ、結果的にトヨタの3台は2日目から7~9位と出遅れてしまった。

このため、3日目の走行順も2番手ラトバラ、3番手タナック、4番手ミークとトヨタの3台が事実上掃除役となり、ライバルであるヌービルは8番手、オジェは9番手と、タナックにとっては厳しい3日目となることが予想された。

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最終更新:9/16(月) 17:16
テレ朝POST

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