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鈴木と富田が銀!東海林が銅 パラ競泳世界選手権2019

9/16(月) 8:42配信

カンパラプレス

 ロンドンで開催されているパラ競泳の世界選手権。大会最終日の15日(現地時間)、日本チームキャプテンの鈴木孝幸(ゴールドウイン)が男子50m自由形(SB3=運動機能障がい)で自身4つ目の銀メダルを獲得。また、男子400m自由形(S11=視覚障がい)では初出場の富田宇宙(日体大大学院)が前日の男子100mバタフライ(S11)に続く自身2つ目の銀メダルとなった。

キャプテン鈴木は全5種目でメダル獲得

 7日間で5種目10レースを泳ぎ終え、ミックスゾーンに現れたキャプテンの表情には清々しさを感じる“納得”の表情があった。

 最終種目となった50m自由形。午前に行われた予選では決勝のために「抜くところは抜く」泳ぎだったものの、2位に1秒41差の54秒07でトップでゴール。全体でも3位で決勝進出を決めた。

「タイムよりも、ポジションなど細かいテクニックの部分を確認しながら、いい感覚で泳ぐことができた」と予選では好感触を掴んでいることを示し、「(決勝は)48秒台前半あるいはもう少し速いタイムでの勝負になるかな」と語った。

 その鈴木の予測通り、午後の決勝では高レベルでの金メダル争いが繰り広げられた。

 最初の5mでトップに立った鈴木だったが、午前の予選では48秒24の好タイムを出したエフレム・モレッリ(イタリア)がすぐ後ろに迫っていた。そして、15m付近では横一線に並ばれ、そこから激しいトップ争いが行われた。

 水しぶきで相手の存在を感じていたというが、それでも「気にせずに自分のレースに集中していた」という鈴木。最後まで焦ることなく、自分の泳ぎを貫いた。しかし、25m付近から徐々に鈴木を突き放したモレッリは、世界新記録の47秒49で優勝。鈴木は遅れること1秒34差の48秒83で2位となった。

今大会自身初となる金メダルでの有終の美とはならなかったが、疲れが残っていた中で狙っていた「48秒台」をしっかりとマークしての銀メダル獲得に、鈴木は「ぎりぎりの合格ライン」と語った。

 今大会、東京パラリンピック代表の内定には至らなかった鈴木だが、それでも全5種目でメダル(銀4、銅1)を獲得。そのうち3種目で自己ベストを更新し、世界トップレベルで戦う実力を証明してみせた。

「レースがなかった初日を除いて6日間で5種目というタイトなスケジュールの中で、銀メダル4つというのは良かったかなと思います。ただ、金メダルを取ることができなかった悔しさはあります。来年は、今大会で銀メダルだった種目が金メダルになるように、これからしっかりとトレーニングしていきたいと思います」

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最終更新:9/16(月) 8:42
カンパラプレス

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