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ひろゆき「貧乏になった人はリアルでバカになり、ムチャクチャな方法でカモられる」

9/16(月) 12:01配信

新R25

2015年からフランスに拠点を移しているひろゆきさん。

移住した理由は、「日本で生きてても、明るい未来が見えないから」と言います。

近い将来、大企業に入っても数万人規模のリストラに巻き込まれる人や、結婚できず孤独になる人が増えていき、日本全体が暗い社会になる、とひろゆきさんは予言しています。

そんな暗い社会を生き抜く方法を伝えるため、ひろゆきさんは『凡人道』を上梓しました。

ひろゆきさんが客観的に日本を見て考えた「仕事選び」「お金との向き合い方」を著書『凡人道』より抜粋してご紹介。

凡人でも、いや、凡人だからこそ実現できるサバイバル思考を学んでいきましょう!

お金の欠乏は人間をリアルでバカにする

ほんの十何年か前までは「それなりの企業で稼いでマンションか一軒家でも買えば、リタイア後も安心」みたいな生き方が可能でしたが、これからの日本ではそういうロールモデルを持つことは、ますます難しくなっていくでしょう。

だからこそ、そういうことに振り回されないように、一般の方はお金を無駄遣いせず貯めておこうという考え方を僕は推奨します。

お金を貯めておいたほうがいい理由の1つに、思考力を落とさないためというのがあります。

というのも、自分の懐具合を心配してお金に欠乏を感じていると、人間の思考能力って大幅に落ちるんです。

米ハーバード大学の経済学教授センディル・ムッライナタンと米プリンストン大学の心理学教授エルダー・シャフィールが『いつも「時間がない」あなたに欠乏の行動経済学』(大田直子訳、早川書房)という本を出してるんですけど、その中に経済的な欠乏が人間の認知能力に与える大きな影響がわかる研究結果が載っています。

その実験では、ニュージャージー州のショッピングモールにいた人々にクルマに修理が必要になったという設定の質問をしたあと、知能検査を受けてもらったそうです。

すると、修理代300ドルと3000ドルでそれぞれ質問をしてみたところ、300ドルでは富裕層と貧困層で違いが見られなかったのに、3000ドルでは貧困層のみが知能検査の得点がかなり低くなるという結果になりました。

知能検査で正解を出したら報酬を上げるという実験も行ったそうですが、そのことでやる気を出した低所得者たちの成績も上がらなかったといいます。

それどころか、少し下がってしまったのです。

こういった結果はお金持ちには現れませんでした。

「これって頭がいいやつがお金持ちになるから、当然の結果じゃないの?」

そう思った人もいるかもしれませんが、同著にはそれを否定するもう1つの実験結果が載っています。

その実験はインドの農業地帯で行われました。

収穫前でお金が足りない状況と、収穫後でお金に余裕がある状況の農民に対して検査を行ったのです。

こうすることで、お金持ちと貧乏人を比べるのではなく、同じ人間がお金に余裕がある時とない時で、どう知能や判断能力に変化が出るかを調べることができます。

結果、お金への欠乏が知能に与える影響は、やはり大きいことがわかりました。

知能検査での正解率は、収穫後のほうが約25パーセントも高かったのです。

この違いはIQに置き換えると9~10ポイント相当にもなります。

これは「トンネリング」という、目先の欠乏に意識が行き過ぎて、他のことが見えなくなる視野狭窄現象が起きているからだそうです。

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最終更新:9/16(月) 12:01
新R25

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