ここから本文です

【台風関連】「選挙どころでは…」「遊説や連呼しない」 被災の君津、市議選告示も異例の自粛ムード

9/16(月) 12:14配信

千葉日報オンライン

 任期満了に伴う千葉県君津市議選(定数22)が15日告示され、25人が届け出た。台風15号の直撃による大規模な停電と断水が続く中、連呼や街頭演説の自粛、遊説も控えめなど、被災住民を気遣った静かな選挙戦のスタートとなった。

 25人の内訳は、現職18人、元職2人、新人5人。党派別では、公明3、共産1、無所属21。男女別では男22、女3。現職2人が不出馬となった。定数は今回2人削減された。

 教育・福祉、環境問題、街づくりなど、それぞれ政策を掲げて街頭へ。今回の台風被害を受け、防災や非常時の対応を語る候補も。しかし、いまだ停電と断水が続く地域が多く、各地の災害派遣を受けて復旧を急ぐ状況。被災者の心情を害さないようにと抑制気味に訴える姿が目立った。

 出陣式も形ばかりに「街頭演説や連呼はしない」「遊説は極力やらず、早めに引き上げる」といった申し合わせをした候補者も。「被災した市民を思うと選挙どころではない」などと戸惑いながら異例の自粛ムードとなった。

 市選管も「広報車での啓発は市民感情になじまない。チラシなどを配布し、災害対応を妨げない形で選挙広報をしたい」と投票率低下を懸念する。

 16日から始まる期日前投票は、市役所1階ロビー、上総地域交流センターで午前8時半~午後8時、小糸公民館、清和公民館、小櫃公民館で午前8時半~午後5時。災害対応で人手不足のため、21日まで県と16市町からの応援職員を1日当たり各14人配置する。

 投票は22日午前7時~午後8時、市内26カ所の投票所で。午後9時15分から市民体育館で開票する。

 14日現在の選挙人名簿登録者数は7万2497人(男3万7074人、女3万5423人)。

最終更新:9/16(月) 12:14
千葉日報オンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事