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数十年ぶり「チュクテングァ」 高齢者から聞き取り、豊年祭で復活 瀬戸内町蘇刈

9/16(月) 13:03配信

南海日日新聞

 鹿児島県奄美大島瀬戸内町の蘇刈集落(國宗弓穂区長、56世帯84人)で15日、第100回十五夜豊年祭・敬老会があった。集落に伝わる女性の棒踊り「チュクテングァ」が数十年ぶりに披露された。

 集落住民によると、チュクテングァは現在の90歳前後の女性が30年ほど前まで踊っていたとされる。2年前、住民有志が踊りを知る世代に聞き取りし、指導を依頼。音源や映像も残っていない中、当時と同じ形を復活させるのは困難を極めたが、半年前に音源が見つかったことで大きく前進。今回の初披露にこぎ着けた。

 本番では、チヂン(太鼓)を持つ2人の先導で、約70センチの棒を持った8人の踊り手が入場。計10人による生の歌声と華麗な棒さばきで会場を盛り上げた。集落の高齢女性らも客席から一緒に歌を口ずさんだ。

 有志の1人、才木美貴さん(33)は復活に関わった住民の協力に感謝し、「ライブ(生演奏)でやることが出来てよかった。これが正解か分からないが、今後も続けていけたら」とほっとした様子だった。

 祭りでは1919(大正8)年から続く男性の勇壮な棒踊りも披露され、来場者を魅了した。

奄美の南海日日新聞

最終更新:9/16(月) 13:03
南海日日新聞

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