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独特フォームで6回1失点 九産大6連勝首位快走

9/16(月) 7:32配信

西日本スポーツ

◆福岡六大学野球春季リーグ第3週第2日 福教大1―6九産大(15日・福工大野球場)

【写真】谷口の投球フォーム別カット

 福岡六大学野球の秋季リーグ戦(西日本新聞社後援)第3週第2日は15日、福岡市の福工大野球場で3試合を行い、首位の九産大が福教大を6-1で破り、開幕6連勝を飾った。先発の谷口優成(3年・唐津商)が6回を被安打2、1失点の好投で今季2勝目を挙げた。福工大は九工大を13-1の5回コールドで破り、今季2勝目を挙げた。

■次週から正念場

 首位を走る九産大の2本柱の一角が、しっかり仕事を果たした。谷口はリーグ戦初完封を飾った8日の福工大戦以来の先発で今季2勝目。「バックがよく守ってくれた」とチームメートへの感謝を忘れなかった。

 オリジナリティーあふれる独特のフォームで打者を翻弄(ほんろう)する。左足を上げ、テークバックを取る時に体を大きく後ろに反らせる。5回に適時二塁打で1点を失ったが被安打2。カットボールなどの変化球を効果的に使って、3奪三振ながら凡打でアウトを重ねた。

 高校時代からのコンプレックスを乗り越えて成長した。佐賀・唐津商高3年の夏に甲子園に出場。左足を地面に下ろす前にピクリと伸ばす独特のフォームが注目されたが「普通のフォームで投げられるようになりたい」とこぼしていた。大学でも「普通」を試行錯誤したがうまくいかず「力強い球を投げようと反動をつけるため」と現在の形に落ち着いた。「(大久保)監督からも『そのままでいい』と言われた。打者はタイミングが取りづらいと思います」。気持ちが吹っ切れ、今春の最終戦だった九共大戦でリーグ戦初勝利。今回が通算3勝目となった。

 九産大は次週に3位の日経大、最終週は九共大と対戦。1敗も許されない厳しい争いが続く。「一つずつ勝ち星を重ねていきたい」。秋では7年ぶりの優勝へ欠かせない右腕は前を向いた。 (前田泰子)

西日本スポーツ

最終更新:9/16(月) 10:56
西日本スポーツ

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