ここから本文です

定年後30年以上も「年金と貯蓄」だけ?人生100年時代を生きるには「何歳まで働けるのか」を考えよう

9/16(月) 20:45配信

LIMO

「自分は何歳まで働くのか」と考えたことがあるでしょうか。

会社員であれば定年がありますので、60歳または65歳で一区切りといったところでしょう。
ただ、人生100年と考えると、定年以降30年以上も年金と貯蓄だけで生きていかなければならず、これまで十分に貯蓄ができなかった人は、65歳以降も働くという選択をする人が増えているのです。

表「役員を除く雇用形態別65歳以上の雇用者数の推移」を見る

今回は、人生100年時代を生きるために、何歳まで働けるのかを考えてみたいと思います。

老後資金が不足している人は何歳まで働くのか

厚生労働省の「労働力調査年報」によると、65歳以上の雇用者は年々増え続けており、2013年で285万人だったものが徐々に増え続け、2017年では426万人と、たった4年で141万人も増加しています。(表「役員を除く雇用形態別65歳以上の雇用者数の推移」を参照)

厚生労働省の「中高年者縦断調査」によると、「現在の生活費のため」「現在の生活費を補うため」「借金返済のため」という理由で働く人は、年金受給額が少ないほど構成比の上昇が顕著となっています。

つまり、年金受給額が少ない人ほど「高齢でも働かなければ生きていけない」ということを物語っているのです。では、今度は「実際には何歳まで働けるのか」という視点で考えてみましょう。

政府の掲げている高齢者雇用対策では、「意欲と能力がある限り、年齢にかかわらず働き続けられる社会をめざす」とあります。

しかし実際には、意欲や能力があっても、体力がなくなれば働くのも難しくなります。
そこで、老後のステージを「60~64歳」「65歳~74歳」「75歳以上」という3つに分けて考えてみましょう。

60歳から64歳

この年代の人は、働くにはまだまだ十分な体力があります。

総務省統計局の「労働力調査(基本集計)平成30年(2018年)平均(速報)結果の概要」によると、定年後に再雇用になったり、アルバイトを始めたりしており、この年代の男性は81.1%もの人が何らかの形で働いています。女性は56.8%となっています。

先程ご紹介した厚生労働省の「中高年者縦断調査」にあるように、生活費のために働く人、定年になり時間を持て余している人など様々な人がいます。

いずれにせよ、体力的にはまだまだ十分働ける年代です。
住宅ローンを抱えていた人はそろそろ完済となる人も多いでしょう。
これまであまり貯蓄ができなかった人でも、この時期に挽回することは十分可能です。

1/3ページ

最終更新:9/16(月) 20:45
LIMO

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事