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奥田民生、成田凌主演「カツベン!」エンディング曲を歌唱 流行歌「東京節」をアレンジ

9/17(火) 5:00配信

映画.com

 [映画.com ニュース] ミュージシャンの奥田民生が、成田凌と周防正行監督がタッグを組んだ映画「カツベン!」のエンディング曲を歌っていることがわかった。大正7年に発表され一世を風靡した「東京節」のアレンジ楽曲「カツベン節」を歌い上げた奥田は、「子どもの頃、大人たちが歌っていた感じというか、ムードを思い出してやりました。自分が昭和の生まれなので、この歌がもっていた心は分かると思います」とコメントを寄せた。

 物語の舞台は、映画が「活動写真」と呼ばれていた大正時代。当時サイレントでモノクロだった映画を支えたのは、楽士の奏でる音楽にのせ、独自の“しゃべり”で観客を映画に引きこむ活動弁士、通称“カツベン”だった。壮絶なオーディションを勝ち抜いた成田が七色の声を持つ天才的なカツベン・染谷俊太郎役で主演を務めるほか、黒島結菜、永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹野内豊、竹中直人、渡辺えり、小日向文世らが共演。個性的なキャラクターたちが織りなす、映画愛にあふれたドタバタ群像劇を紡ぐ。

 「カツベン節」は、「ジョージア行進曲」のメロディに歌詞をつけ、「パイノパイノパイ」というコミカルなフレーズが人気を集めた「東京節」をアレンジしたもの。脚本を手掛けた片島章三が書きかえた歌詞には、映画黎明期のスター・尾上松乃助の愛称“(目玉の)松ちゃん”をはじめ、「怪盗ジゴマ」「椿姫」「雄呂血(おろち)」「不如婦(ほととぎす)」などの名作タイトル、さらに人気活動弁士・駒田好洋が口癖のように言っていたという「頗る(すこぶる)非常」という言葉、生駒雷遊の「ああ、春や春、春南方のローマンス」でも知られる名調子などがちりばめられている。

 クランクイン前から、音楽監督・周防義和の提案で、「東京節」の使用を構想していたという周防監督。「もととなった東京節がもつ時代感を現代にも通じる味わいに変える、そういう歌手は誰かを考えたときに、僕の好きな奥田民生さんが頭に浮かびました」と語る。そして、「奥田さんとお仕事するのは初めてでしたが、楽曲の狙い、映画の狙いを見事に表現してくれて、この楽曲が持つ楽しさを活かし味わい深いものにしてくれました。現代によみがえる不思議な味わいを持つ歌となった『カツベン節』のおかげで、映画のクライマックスシーンをイメージすることができました」と、その歌声を絶賛した。

 「カツベン!」は、12月13日から全国で公開。

最終更新:9/17(火) 5:00
映画.com

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