ここから本文です

店内情報をメーカーとリアルタイムで共有する新しい小売店「b8ta(ベータ)」の魅力とは?

9/17(火) 8:01配信

ネットショップ担当者フォーラム

米国で人気急上昇の「b8ta(ベータ)」をご存じでしょうか? 最新IoT製品を展示・販売をする店で、筆者も大好きなお店です。お店を見つけるとすぐに入っていろんなアイテムをチェックしています。 今年のRetailX(@IRCE2019)でも、「b8ta」のパートナーシップ責任者のジョン・ケネリー(John Kennelly)氏のセッションがありました。今回は講演の内容と実店舗の様子から、「b8ta」のすごさをお伝えします。

「b8ta」は製品のβ(ベータ)テストを行いながら販売するお店。2015年にシリコンバレーで誕生し、現在、全米で79店舗(旗艦店15店舗、パートナー店64店舗/2019年6月現在)を展開しています。「最先端のアイテムをチェックするならb8taで」と言っても過言ではない存在で、VRをはじめ最新のIoT製品が集まっています。

4年間で79店舗という急激な店舗展開ができた理由はパートナーシップ。アイテムを製造する企業とユーザーを結びつける強力なビジネスモデルが注目され、Googleやメイシーズともパートナー契約を結んでいます。このパートナーシップを進めているのが、IRCE2019に登壇したジョン・ケネリーです。

「b8ta」は販売数に関わらず、メーカーから月額固定の出品料を徴収するというビジネスモデルです。出品料を支払う代わりにメーカーは「b8ta」で商品が売れてもマージンを支払う必要はなく、売上は100%メーカーに入ります。

 

店員はタブレット

「b8ta」には店員がほとんどいません。来店客は商品の横に置かれたタブレットで商品説明や価格、動画を見ます。「b8ta」はユーザーが説明をどの程度読んだのか、動画をどこまで観たのかといった、ECサイトでいうアナリティクスのリアル版のデータを収集し 、それをGoogleアナリティクスのような画面でメーカーに提供しています。

興味を持ったと思われるユーザーに関する情報や、ユーザーがタブレットをどう使い、どのように見たのかといったユーザーの反応を、リアルタイムで詳細に知ることができるため、メーカーは製品の改良やマーケティングを合理的、効果的に実施できます。この点をメーカー側はメリットととらえているわけです。

1/2ページ

最終更新:9/17(火) 8:01
ネットショップ担当者フォーラム

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事