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【正道会館】顔面突きありの新ルール「フルコンPlus」の全日本大会を初開催、ボクシング、キック経験者ら活躍

9/17(火) 13:48配信

イーファイト

 9月15日(日)エディオンアリーナ大阪にて正道会館主催、『adidas cup 2019 KARATE ALL JAPAN』が行われた。

【フォト】-60kg級では17年K-1甲子園覇者の兼田が上段突きを決める

 従来のフルコンタクト空手ルールに加えて開催された、新ルール「フルコンPlus」では、従来のフルコンルールに加え、上段への直突きが有効になる。※フルコンルールは上段の突きは反則

 上段突きも含め、試合で認められた技で相手がダウンした場合、戦意喪失した場合はポイント8、一本勝ちとなる。

 その他、主なルールは
「上段、中段への直突きをクリーンヒットさせた場合は有効ポイント1」
「中段への突きがクリーンヒットした場合も有効ポイント1」
「膝蹴りを除く中段蹴りをクリーンヒットさせた場合は有効ポイント2」
「上段への蹴りをクリーンヒットさせた場合は有効ポイント3」
「瞬間的な崩し、投げ、足払いや蹴りなどで相手を転倒させ下段突きを寸止めで決めた場合は有効ポイント3」。
 合計8ポイントで一本。かつ従来のフルコンタクトルールで許されていた攻撃部位への攻撃で相手にダメージを与えてのダウンやKOも認められる。

 これにより従来のような接近戦での中段への突きの連打、下段蹴りの連打は上段突きの餌食になりやすい。

 今大会の「フルコンPlus」の全試合を石井和義館長が主審を務めた。石井館長は、全日本大会では初の試みの新ルールだけあって、所々で解説をしながら主審を務めた。

 通常はオープントーナメントで各流派が出場できるが、この「フルコンPlus」の大会は全日本では初の試みということで、まずは正道会館の選手だけの大会となった。

 顔面突きあり、ということもあってか、正道会館に所属しながらキックやボクシングを行う選手が60kg級と75kg級で優勝。しかし、その選手たちがスムーズに勝てたわけでもなく決勝は延長にもつれこむ接戦となった。
 なお、延長戦は、先に反則すれば減点で即座に負け、先に技を決めて得点すれば勝ち、勝敗が決まって試合が終了する。
 今後、このルールを研究した強豪選手の出現もあるだろう。

▼フルコンPlus -75㎏
 磯崎哲哉(正道会館GSJ)vs樫村公治(正道会館恵風塾加古川支部)。
 樫村公治は正道会館で空手を学びながら高校時代(2010年)にはK-1甲子園、2016年からはプロボクシングも経験し5勝(2KO)1分の戦績を持つ。
 一方、磯崎は今年5月の奈良大会のフルコンPlusルールで優勝、全日本制覇を目指す。
 試合は遠い間合いから両者が攻防、樫村が飛び込みざまに上段突き、有効。磯崎も変則蹴りで技の冴えを見せ、樫村も蹴りを返す。磯崎の蹴りを樫村がすくい受けて転倒させるが態勢が崩れる。磯崎も攻め込む、磯崎が上段突きでポイント1を取り返し、本戦判定は引き分け。
 延長戦は樫村の上段突きが先制、有効となり樫村の優勝が確定した。
 ※延長戦ではどちらかがポイントを先取したほうが勝ちとなる。

▼フルコンPlus -60㎏では、ポイントの取り合いとなり、延長戦へ。2017年にK-1甲子園優勝の兼田将暉(正道会館江拳塾)が上段突きを先制し有効、山本竜輝(正道会館GSJ)に勝利し優勝した。

▼フルコンPlus -67㎏では町分元気(正道会館総本部)は本戦で上段前蹴りで有効ポイント3を取ったが、石田勝希(正道会館江拳塾)に突きの有効を重ねられ同点に。延長戦で町分が中段突きを決め、優勝した。

最終更新:9/19(木) 19:09
イーファイト

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