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またまた腰痛で…巨人菅野の3度目抹消は“人災”とOB投手苦言

9/17(火) 12:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 巨人のエース菅野智之(29)が16日、腰痛で出場選手登録を抹消された。

 5日の抹消から最短10日で復帰した15日の阪神戦は、4回6安打4失点で降板。原監督に「こんなピッチャーではないと思う」とバッサリやられていた。その試合後、「10日間では足りなかったみたい」と語っていた宮本投手総合コーチはこの日の試合前、「ペナント中はきついかなと。(復帰は)CSになると思う。前回と同じ箇所(腰)。141キロの球はカットボールかと思ったらストレートだもんね。(捕手の小林)誠司は『おかしい』って言うんだけど、本人は『大丈夫』って。ブルペンでは良かったんだけど、長い回になると負担がかかる。CSではリリーフ? それはまだ分からないけど、状況を見て」と説明した。

 巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)がこう言う。

「15日の試合は首脳陣が強行登板させたことになりますね。度合いにもよるが、腰痛は完治しにくく、長引くケースが多い。無理をすると、体がしならないため、棒立ちのように突っ張ってしまい、スピードやキレが出てこない。今、先発投手陣の台所事情が苦しいのは分かる。でも、完治していない菅野を突っ込むほどチームは追い込まれていないはず。宮本コーチは何を見てゴーサインを出したのか。本人の言葉をうのみにするだけなら、投手コーチは必要ありません」

 前日の試合で菅野は自ら降板を願い出たという。

「責任感が強いエースだけによっぽどです。本人が『大丈夫』と言っても、病院に通っているならドクターやチームのトレーナーから本当の状態を聞き、ダメならストップをかけるのが投手コーチでしょう。監督は選手を使いたがるもの。原監督も宮本コーチに『智之は10日で戻って来られるのか?』とプレッシャーをかけていたかもしれない。それでも監督に『今使ったら壊れます』と進言したり、『大丈夫』と焦る本人にブレーキをかけるのも仕事。首脳陣が多くのことを菅野任せにした揚げ句、パンクしてしまった感はあります。長い回はダメだからリリーフというのは短絡的。しっかり治さなければ、リリーフだって無理に決まっています」(高橋氏)

 この日、中4日で先発した桜井が6回2失点で5敗目(8勝)。DeNAも中日に敗れたため優勝マジックは「4」となったが、エースがCSに間に合う保証はどこにもない。巨人は菅野を酷使してきたツケをポストシーズンで払わされるかもしれない。

最終更新:9/17(火) 15:24
日刊ゲンダイDIGITAL

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