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【オールカマー】クレッシェンドラヴ 重賞初制覇へ“ここ一本”

9/17(火) 21:45配信

東スポWeb

【オールカマー(日曜=22日、中山芝外2200メートル=1着馬に天皇賞・秋優先出走権)dodo馬券】今週末は日曜に東西で注目のGII重賞が行われる。例年、注目度では阪神の神戸新聞杯(日曜=22日、阪神芝外2400メートル=3着までに菊花賞優先出走権)だが、今年は中山のオールカマーもかなりの好メンバー。GI馬2頭が格の違いを見せつけるシーンもありそうだが…。しかし、勝負気配に重点を置けば重賞未勝利の◎クレッシェンドラヴが大きく浮上してくる。

 いかに適切なレース間隔で本番に臨めるか? 前哨戦の価値を決める大きな要素のひとつでもある。一般的には中2~3週がベストの期間と言われている。昨年行われた古馬平地GIIは25鞍。その中で近3年のレースレーティング平均が最も高かったのは京都大賞典の117・00。中2週で臨める天皇賞・秋のステップレースとして機能していることが分かる。

 一方、中4週とやや間隔が空く当レースは114・42(25レース中8位)と水をあけられている。昨年こそレイデオロが当レース→天皇賞・秋と連勝したが、本来は本気でGIを狙う組がメイチ仕上げを施してくる時期ではない。まして今年のレイデオロはアーモンドアイとの競合を避け、次走にジャパンC(11月24日)を予定している。ウインブライトも本当の勝負は暮れの香港国際競走での海外GI・2勝目のはず。となれば、格では劣ってもモチベーションでは負けていない伏兵にも出番が回ってくる。

 クレッシェンドラヴは3か月ぶりの実戦となった前走のGIII七夕賞を2着と好走。残るサマー2000シリーズ4戦のどれかに勝利すればチャンピオンの座に輝いたのだが…。レース4日後の7月11日には福島県・テンコートレーニングセンターに放牧へ。褒賞金4000万円(馬主3200万円+厩舎関係者800万円)を捨ててまで、このGIIに狙いを定めて8月30日に美浦トレセンへ帰厩した。

「ローテーションは調教師、オーナーサイドともに一致した意見と聞いています。前走も内容は良かったけど、やはり小回りや平坦コースだと前も止まりませんから」と篠原助手は“ここ一本”の経緯を説明する。「直線で急坂がある中山でこそのタイプ」であることは、当地4勝の実績からも明白。ただし、当レースが目標なら、サマー2000シリーズ終盤のGIIIを叩き台として使う手段もあったのでは?

「競馬を使っていくとテンションが上がってしまうんですよ。休み明けのほうが力を出せるし、しかもびっしり仕上がり過ぎないほうがいいタイプ。1週前の時点では少し重い感じでしたけど、これくらいでちょうどレースは力を出せるのでは」と篠原助手。

 暮れの5回中山で同馬が出走可能な芝重賞は距離不向きなGIIステイヤーズSとGI有馬記念くらい。実質的には年内のラストチャンスとなるここで重賞ウイナーの仲間入りを果たす可能性は決して小さくないはずだ。

最終更新:9/17(火) 21:47
東スポWeb

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