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馬場雄大もNBA「夢の第一歩」マブスから正式オファー Bリーグから初の挑戦者

9/18(水) 6:07配信

スポーツ報知

 バスケットボール男子日本代表で、Bリーグ連覇のA東京に所属する馬場雄大(23)が17日、都内で会見し、NBAのダラス・マーベリックスから正式オファーを受けたことを発表した。Bリーグからは初のNBA挑戦者で、18日に渡米し、今月下旬開始のチームキャンプに参加する。本契約、下部チームに所属しながら一定期間昇格が可能なツーウェーなど契約内容は未定だが、チーム編成から最初は傘下の下部リーグでの契約が濃厚だ。

 馬場がついに、最高峰の舞台へと足を踏み入れる。名残惜しそうにA東京のジャージーを身にまとい、会見に登場。夢見続けたNBA。手の届くところまでデビューへの切符を引き寄せた。「驚きと同時に『夢はここから始まるんだ』と心を固めた部分もあった。夢の第一歩がやっと始められる」と目を輝かせた。

 オファーのきっかけは7月に参加したNBA若手の登竜門と言われるサマーリーグ。マーベリックスの一員として参加し、高い運動能力と果敢な攻めの姿勢がチーム幹部の目に留まった。9月のW杯では全5試合に出場。世界1位の米国には18得点を挙げ、NBAの精鋭たちに肩を並べる活躍で、強烈なインパクトを残した。

 馬場がNBAを志したのはU―16代表での国際試合。世界の同世代のレベルを肌で感じ、「目指すところは日本代表じゃなく、世界で戦うかだ」と決意した。少しでも早く高いレベルで力をつけるため、筑波大バスケットボール部を3年で退部。A東京で基礎と技術を磨き、着々と準備を進めた。「アルバルクでの2年間がなければ絶対(NBA挑戦の会見に)座ることができなかった」と感謝する。

 これまでNBAに挑戦した日本人は、高校や大学で米国バスケの経験を積んだが、馬場は海外を経験せず、NBAチームと契約に至る初の日本人。「一つ軸を持ってやれば不可能はない。身をもって体感した」と、この先に続く未来の選手たちへと可能性を広げた。

 いつの日か馬場がコートに立てば、NBAドラフトで1巡目指名を受け、奥田中(富山)の後輩・八村塁(21)=ウィザーズ=や、グリズリーズの渡辺雄太(24)との直接対決もありうる。「日本バスケ界で考えもしなかった光景が作れると思う」。23歳の新たな挑戦者がNBAを目指し、海を渡る。

 ◆馬場 雄大(ばば・ゆうだい)1995年11月7日、富山県生まれ。23歳。小1から競技を始め、富山市立奥田中3年時にU―16、富山第一高1年時にU―18日本代表に選出。筑波大4年時の17年9月にA東京加入。同時に日本代表に初選出。19年8~9月のW杯では全5試合に出場。1試合平均9・2得点、3アシスト、2・6リバウンドをマーク。父の敏春氏も元日本代表。198センチ、90キロ。

最終更新:9/18(水) 8:24
スポーツ報知

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