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爆笑問題「テレビは事件を求めている」 シネマライブ10周年も変わらぬ“ライブ感”

9/17(火) 7:00配信

オリコン

 爆笑問題をはじめとした人気芸人たちが出演する、2ヶ月に1度、東京・銀座の時事通信ホールで行われているお笑いライブ『タイタンライブ』。10月11日に行われる10月公演は、「シネマライブ」として映画館での上映を始めて10年という節目となる。お笑いライブを映画館で同時配信するという、当時は画期的だった試みも、この10年でかなり定着した感があるが、舞台に立つ芸人としては自身のネタが映画館で見られることをどう捉えているだろうか。爆笑問題の2人に話を聞くと、シネマライブの意義をきっかけに、2人が日々出演しているテレビの持つ可能性にも話が弾んでいった。

【写真】笑顔で思い思いのポーズを披露する爆笑問題

■時事ネタ漫才も「危険なことをやりたいと思ってない」 タイタンライブは「漫才を続ける理由のひとつ」

 全国のTOHOシネマズ系映画館で同時生中継する「シネマライブ」は、お笑い好きのみならず、お笑いイベントの会場には足を運んだことのない層や地方のお笑いファンにも「気軽にライブを体感できる」と好評を博している。今年の6月公演から和歌山、富山が加わり、全国20館での上映となった。まずは、田中裕二が10周年を迎えた感想を率直に打ち明ける。

 「もう10年経ったんだって、あっという間でしたね。当時はライブビューイングという言葉が出始めた時期で、映画館でお笑いライブを見ると言ってもピンとこない感じはあったと思いますけど、今は割と定着しつつあるんじゃないかな。上映してくれる劇場もいっぱい増えて、お客さんも何度も通っている方がいらっしゃるので、お笑いライブを映画館で見るのに慣れてくださったのかもしれないですね」

 一方、相方の太田光はこの構想を聞いた当初のことを振り返る。「これは社長(太田光代氏)のアイデアで、社長はよく『その話をした時に、あなたはいい顔しなかった』って言うんだけど、オレはいいなと思ったんですよ。当時、たまたま読んでいた雑誌で、アメリカでライブビューイングみたいなのがウケているという記事を見ていて。スポーツカフェみたいなのはあったんだけど、映画館でそれをやるっていうのが面白いなと。それまでの日本でなかったことだけど、TOHOシネマズの技術が整って環境ができたということだから、『いいね』って言ったんだけど、社長からは『全否定していた』って言われちゃう(苦笑)」。

 タイトルにもあるように、収録されたものを上映ではなく、同時生中継することから、その場に居合わせなくても臨場感を味わうことができるのが、シネマライブの醍醐味だ。太田は「お笑いライブとしては、時事通信ホールくらいのキャパ(収容人数は約300人)がちょうどよくて、あれ以上広げちゃうとキツくなっちゃう。もうちょっとテンポをゆったりさせなきゃ伝わらないし、微妙なことができなくなっちゃうんです」とお笑いライブと会場の広さの関係を力説する。「だから、多くの人に見せたいっていう時に、映画館での同時中継は一番いいアイデアなんです。映画館ではどういう風に見えているのか、自分では確認できないけど、体験した人から『けっこう笑っていますよ』とも聞くし、慣れてくるとさらに良くなっていく」と期待を込める。

 その一方、宣伝方法には不満があるようで「ライブの売り文句で『テレビじゃできない』みたいなことを書くなって言っているんだけど、そんな風に書いているでしょう。オレらはテレビもライブも、やることは基本的には変わらないんですよ。時事ネタを扱うけど、そんな危険なことを別にやりたいと思ってないしね。長井(秀和)とかは別ですよ。絶対にテレビではオンエアできませんし、本当はライブでもダメなんですから」とチクリ。一方、田中は事務所ライブの意義を強調する。

 「僕らが芸人を始めた約30年前は、東京では事務所ライブっていうのはほとんどなくて、渡辺正行さんが主催していたラママライブくらいでした。それから、寄席からライブっていう文化になっていって、太田プロ、ホリプロとかもやり始めて、事務所がライブをやるのが当たり前になってきて、その流れでタイタンライブも1996年に始まって。特に若手にとって、定期的に舞台に立てる事務所ライブがあるのは大きいです。僕らにとっても『爆笑問題 with タイタンシネマライブ』と銘打たれている以上、僕らが出ないというのはありえない状況で、それが2ヶ月に1回はやってくるので、漫才を続けるひとつの理由になっています」

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最終更新:9/18(水) 10:25
オリコン

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