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SDGs分野で活躍する世界の女性起業家たち~ビジネスコンペ「The WE Empower Challenge」今年も開催

9/17(火) 6:00配信

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日本でも喫緊の課題であるSDGs

いきなり海外在住者の浦島太郎ぶりを披露してお恥ずかしい限りだが、2016年に一世を風靡していたピコ太郎氏はまだ日本でご活躍なのだろうか?

今回、SDGs(持続可能な開発目標)分野で活躍する女性起業家のためのビジネスコンペ「The WE Empower Challenge」についてのお話をするにあたり、彼が外務省により2017年にSDGsの親善大使に任命され、かのPPAPのSDGsバージョンを国連で披露していたことを思い出したのだ。

当時CM動画を観た筆者は「底抜けAIR-LINEの古坂氏がここまで来たか」と思っていいのか「日本のお役所がPRのためにこんな奥の手を出すほどSDGsへの取り組みが緊急性を帯びてきているのか」と思っていいのか、なんとも複雑な気分で唖然として見入ってしまったが、ともあれ彼の功績もあってか今年に入ってからの調査によると、現在日本におけるSDGsの認知度は19%にまで向上しているという。

すでに経団連や吉本興業、岡山大学など各機関や企業が積極的な取り組みを始めており、笑下村塾やイマココラボなどSDGs教育の開発・展開を行う団体も設立されている。

また、日本企業への最大の投資家であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が2015年にPRI(国連責任投資原則)に署名したことをきっかけに、企業は財務的要素だけではなくESG(環境・社会・ガバナンス)への考慮を投資家からも求められる風潮が高まっており、社会貢献の観点のみならず企業の競争力も決定する要素としてSDGsへの取り組みが重要視されている。

SDGsとその背景

そもそもSDGsとはサステイナブル(S)・ディベロップメント(D)・ゴールズ(Gs)の略で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されている。2030年に向けて2015年に採択された国連の開発目標であり、人権、平和、環境保全などに関わる17のグローバル目標と169のターゲット(達成基準)からなる。

2015年に終結した、世界の貧困・感染症・子どもの死亡率などを有意に低下させたミレニアム開発目標(MDGs)の後継目標としての位置づけだが、新たに気候変動や経済的不平等、イノベーション、持続可能な消費、平和と正義などの分野を優先課題として盛り込んでいる。

最終目標は「貧困に終止符を打ち、地球を保護し、すべての人が平和と豊かさを享受できるようにすること」。

平和な日本で生まれ育っている私たちにはこの「持続可能な」というコンセプトはなかなかピンと来づらいが、最近主に環境保全の文脈で「サステイナブル」という言葉は普及しているので、そこから内容がイメージできる人もいるかもしれない。

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最終更新:9/17(火) 6:00
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