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発売20周年「小川珈琲店」のブレない味 全品に味を評価基準に選ばれた豆

9/17(火) 16:07配信

食品新聞

 小川珈琲は発売20周年を迎えた主力家庭用レギュラーコーヒー「小川珈琲店」シリーズを刷新・拡充した。
 一番の刷新ポイントは、同シリーズの全ての原料を生産地とともにつくり上げる独自基準を満たした小川珈琲専用豆ARKにした点。
 この小川珈琲専用豆ARKについて、藤村泰生取締役営業本部長は「農産物であるコーヒー豆は産地の気候などによって毎年作柄が変わり味わいに影響が出るという大前提の下、当社では味わいの維持を最優先して産地からサンプル調達した豆を有資格者による独自のTPAテストを行い、自分たちの求める基準にあうまでサンプルをやりとりして選定した豆」と説明する。

 「小川珈琲店」が発売開始された20年前は、コーヒー相場が下落し大容量の価格競争が激化していた頃。
 「大容量でスペシャルブレンドやマイルドブレンドといった商品が主流だったが、消費者ははたして最後までおいしく飲まれているのかという疑問があった。そこで当社は小容量で、豆の産地や焙煎度合いをしっかり表に出してコーヒー好きの方に対応していけるようにした」と振り返る。

 現在、パッケージには各産地の比率と焙煎度合が記載されている。

 これについては「農産物であるコーヒーを同じ配合で焙煎してしまっては、味わいにバラつきが出るとのご指摘をいただいたこともあったが、当社の場合、豆の大きさや欠点豆の数による生産国の格付けではなく、味を評価基準にしているためブレない。ブラジルであれば、ブラジルの各エリアの豆をブレンドして我々の基準に合うようにしている」という。

 今回、20年前と比べカウンターコーヒーなどが出現しコーヒーに求められる品質も高まっていることから、全ての原料をARKにして再度、専門性を訴求していく。

 シリーズ全体の多彩な味わいを表現するため、味覚のポジショニングマップを採用。同マップを策定の際、軽めのコクで酸味のきいた爽やかなポジションが空いていたことが判明したため、そこを補完するものとして新商品「ブリューワーズブレンド」(180g粉)を投入した。
 「ブリューワーズブレンド」は浅煎りのARKグアテマラを中心にブレンドして「爽やかな甘さとまろやかな味わいが感じられるようにした」。

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最終更新:9/17(火) 16:07
食品新聞

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