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「異常なほど愛していた結愛の心も体もボロボロにして死なせてしまった」母優里被告に今日午後判決(フジテレビ アナウンサー 島田彩夏)

9/17(火) 11:32配信

FNN.jpプライムオンライン

「普通の親子」と思っていた祖父

たった5歳11か月の命が、誰にも知られないところで消えてしまった。

香川県で生まれ、東京の目黒区のアパートで命を落とした船戸結愛ちゃん。わたしはこの事件がなぜ起きたのか、そしてなぜ結愛ちゃんを救えなかったのかを知りたいと思い法廷に通った。5日間にわたり法廷で語られた数々の証言から、判決を前にもう一度、結愛ちゃんの、懸命に生きた最期の日々を振り返りたい。結愛ちゃんはどんな子供だったのか。

【画像】求刑11年に対し判決は・・・? 優里被告のすすり泣きが響いた法廷内の様子

「結愛ちゃんはニコニコして人なつっこい子で、職員に甘えたり抱っこをせがんだり。甘えるのが好きな女の子でした。結愛ちゃんは長い髪で、手入れされていて、可愛らしい格好をしていました。」香川県での1回目の一時保護の際の担当の児童福祉士が思い出す。

証言台に座った結愛ちゃんの祖父も、結愛ちゃんの残影を追って涙を流した。

「(孫の結愛ちゃんは)気持ちの優しいまじめな子でした。玄関に結愛の靴があったからわたしが(わざと)“あいうえお”で名前を間違えて『ああ』、『やあ』、『うあ』と言うと、『ちがう!ゆあや!』と言うので『美人の可愛いゆあさんかぁ』と。『じーじ』と言ってハグしたり肩車したりしました。」

祖父は結愛ちゃんが児相に保護されたことも知らなかった。車で10分ほどの距離に住んでいた娘の優里被告と結愛ちゃんを「普通の親子」と思っていたと証言した。

「優里がご飯を作ってくれて、結愛がそれをよそって運んでくれて。二人ともまじめで優しかったです。」

東京への引っ越しを控えた2017年12月、優里被告と結愛ちゃん、そして長男の3人は優里被告の実家にひと月ほど身を寄せていた。

「普通の家族のようにクリスマスプレゼントを渡したり、ケーキを食べたりしました。優里は、ひたすら隠し続けたんだと思いますーーー。」

結愛ちゃんの祖父、つまり優里被告の父は娘の性格を「几帳面で真面目」だと評した。それまでわたしは優里被告のことをなんとなく、大人しくて表にあまり出ないような性格かと思っていたのだが、小学生のときは児童会長をしたり、中高ソフトボール部で、中3でキャプテンも務めていたということを知り、意外な気もした。優里被告の育った家庭の教育方針を聞かれた優里被告の父親は「子供には手をあげない。喧嘩をしたら兄弟全員で正座をしました。」と答えた。だが、その正座のときにもみんな笑っていたほどだと付け足した。

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最終更新:9/17(火) 13:37
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