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百害あって一利なし? 子どもの教育に、父親が中途半端に首を突っ込んではいけないワケ

9/17(火) 17:30配信

アーバン ライフ メトロ

ビジネス雑誌で教育特集が組まれる時代

 子どもの教育に口出しするのは、一般的に母親というイメージが強いかもしれません。しかし近年、口出しする「父親」が増えているのです。無関心より数段良いように思えますが、実は「百害あって一利なし」。その理由をご紹介します。

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 経済誌「東洋経済」は近年、子どもの教育に関する特集を年に1回以上組んでいます。同じく経済誌の「プレジデント」も姉妹誌「プレジデントファミリー」で、中学受験や教育情報を大きく扱っています。一昔前では考えられなかったことですが、読者の関心が高く、反響も大きいためだと考えられます。

 筆者の周りでは幼稚園選びに父親が積極的に関わり、最終決断を下したという人がいます。子どもにより良い環境を与えようと情報を集め、評判の良い学区に引っ越す一家もいるくらいです。なぜ、教育に関心を持つ父親が増えてきたのでしょうか。理由は大きく分けて、ふたつあります。

 ひとつめは、親世代の大学進学率がすでに高いため、わが子にも同じように大学進学させたいから。

 ふたつめは、少子化で大学全入時代となった結果、就職に役立つ有名大学に進学させたいからです。

 またそれらに関連し、有名私立大学の定員厳格化や2020年度から本格始動する教育改革など、教育を取り巻く環境は変化のときを迎えています。それらの情報をキャッチするため、父親も必死なのです。

成果主義に走る父親

 父親が教育に関心を持つと、子ども自身は「父親は自分に関心がある」と安心します。しかし、あまりにもヒートアップすると話は別。教育熱心な母親は子どもを感情的に叱りがちですが、それに比べ父親は、子どもの教育に対して成果主義的な「仕事目線」になりがちなのです。

 テストを受けると、結果は偏差値として数値化されます。その値が低いほど、父親はこれまで費やしてきた時間や費用に対して文句を言い出すことがあります。

 特に妻が専業主婦の場合、「塾の月謝にどれだけ支払っているか、お前は分かっているのか」と子どもに怒りをぶつけるケースもあります。また、子どもが第一志望とする学校の偏差値が低いとわかった途端、子どもや妻に突然怒り出し、「自分が管理する」と言い出し始める父親もいるのです。

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最終更新:9/17(火) 18:45
アーバン ライフ メトロ

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