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miletが選ぶ、フルートが印象的な4曲「湖で小さな船を漕いでいるようなイメージ」

9/17(火) 17:16配信

J-WAVE NEWS

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』のワンコーナー「SONAR'S ROOM」。毎週木曜日はmiletが影響を受けたカルチャーや音楽について語る。9月12日(木)は「フルートが印象的な曲」をテーマに選曲した。

フルートは、milet が音楽を始めたきっかけだ。今回はmilet自身にとって懐かしい曲を中心にピックアップした。

ガブリエル・フォーレ『シシリエンヌ』

milet:もともとフォーレがチェロとピアノのために書いた作品ですが、現在はフルートとピアノなどで演奏される機会が多いです。フルート奏者に人気の曲。私も大好きで、発表会でも演奏しました。この曲は、吹いていてとにかく気持ちがいいところが好き。高音もあまりないし、楽譜を見てもそんなに難しいところはありません。向こう(ヨーロッパ)の音楽は、緩やかだけど情熱的なんですよね。少しミステリアスなところもあって、ドビュッシーやモーリス・ラヴェルのような繊細さもありながら、大きな景色が浮かぶような曲がフォーレらしいです。

『シシリエンヌ』はイタリア・シチリアの舞曲。ゆったりとした8分の6拍子、もしくは8分の12拍子のリズムが特徴的だ。

milet:ゆったりと左右にゆられるよう。この曲の練習をしているときに、先生から「船に乗って漕ぐようなリズムで」と言われました。いま聴いても、すぐに思い浮かぶのは大きな景色。湖で小さな船を漕いでいるようなイメージがあります。

モーツァルト『フルート協奏曲第1番ト長調 K313 第1楽章 アレグロ・マエストーソ』

milet:1778年にモーツァルトがフルート愛好家の注文で作曲したフルート作品の1曲です。私は、この曲にすごく思い入れがあります。フルートを吹き始めた頃、こんなに難しい曲にトライしようとしていました。フルートとの出会いは、小学校の学園祭みたいな場で「いろいろな楽器に触れてみよう」というコーナーがあって、そこで一目惚れしたこと。フルートの音を出すのは難しいらしいけど、吹いたら音が出たんです。「私、才能あるな」って思って(笑)、そこからフルートを習い始めました。当時は、難易度という概念がなかったので、フルートの先生に「この曲をやりたい」って言ったら、先生は「バカじゃない?」とは言わず、次の週から楽譜を持ってきてくれました。毎週少しずつ習って、1年かけて吹けるようになりました。初めてトリル(指を早く動かして細かく音を出す奏法)をやって「私、楽器やってるわ~」と実感していましたね(笑)。

オンエアで流した同曲の演奏者は、人気のソロフルーティストであるエマニュエル・パユ。miletは「彼の演奏を聴いてほしくて選曲しました」と明かす。また、「彼は王子様のようでパユ様とも呼ばれています。49歳の今も素敵です」とも。

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最終更新:9/17(火) 17:16
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