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グラシアル奮闘も…ソフトバンクここ5戦平均2.8得点

9/17(火) 12:00配信

西日本スポーツ

 ◆日本ハム7-2ソフトバンク(16日・旭川)

 たとえ雨脚は強くても、劣勢の展開にもやるべきことは変わらない。

【データ】グラシアルの今季成績

 グラシアルの集中力と強打が完敗ゲームの中で際立った。2安打2打点。「バッティングの状態は非常にいいよ。試合前の準備からしっかりとできている」。敗戦後、孤軍奮闘のキューバ人助っ人は静かにうなずいた。

 3点を追う6回。先頭の明石が出塁しながら、続く今宮の三塁線を襲った痛烈なゴロが相手三塁手の好守で併殺となった。ベンチが意気消沈しかけたところでの快音。抜群の制球力の前にそれまで無得点に抑えられていたが、金子のカットボールを高い弾道で左翼席に運んだ。「完璧に打つことができた。打った瞬間、入ると思った」と、3試合ぶりの26号ソロを淡々とした口ぶりで振り返った。

 6点のビハインドで迎えた8回無死一、二塁では玉井のカットボールを左前に運んだ。直後に雨脚が強まり、無情の降雨コールドになったが、次戦につながる反撃。チームが西武と激しい優勝争いを繰り広げる中、3番グラシアルの存在感は増すばかりだ。

 打線はここ5試合で計14得点。1試合平均2・8得点で、連日奮投を続ける投手陣を援護できていない。「向こうのコントロールが良かった」と立花打撃コーチも認めたとはいえ、この日も金子を打ちあぐねた。それだけにグラシアルがバットで示したファイティングポーズは頼もしい限りだ。マルチ安打はこれで今季28度目。打率も3割2分台をマークしており、相手バッテリーの脅威になっている。前日の取りこぼしに続く、降雨コールド。福岡への足取りは重くても、下を向く暇はない。泣いても笑っても残りは9試合。不屈のグラシアルが打線を引っ張り抜く。 (長浜幸治)

西日本スポーツ

最終更新:9/17(火) 12:00
西日本スポーツ

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