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「東京節」をアレンジした『カツベン!』エンディング曲を奥田民生が唄う!

9/17(火) 5:00配信

Movie Walker

『Shall we ダンス?』(96)や『それでもボクはやってない』(07)など数々の名作を世に送りだしてきた周防正行監督の5年ぶりとなる最新作『カツベン!』が12月13日(金)から公開される。このたび、本作のエンディング曲が「東京節」をアレンジした「カツベン節」となることが発表され、ロックバンドのユニコーンでボーカルとギターを務める奥田民生が「カツベン節」を唄うことが決定した。

【写真を見る】成田凌と竹中直人が息の合った掛け合いをみせる!

本作は、活動弁士を夢見るひとりの青年を描く物語。いまからおよそ100年前の日本では映画が「活動写真」と言われており、それはサイレントでモノクロであった。日本人が当時最先端だった映画の虜になったのは、楽士の奏でる音楽とともに、独自の“しゃべり”で観客を映画に引き込む「活動弁士」、通称“カツベン”がいたからだった…。

七色の声を持つ天才的な活動弁士の主人公、俊太郎役には第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、「声」にまつわる壮絶なオーディションを勝ち抜いて映画初主演を掴んだ成田凌が、ヒロインの新人女優役を『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』(18)など数々の映画に出演する若手女優の黒島結菜が演じる。さらに、竹中直人、渡辺えり、小日向文世ら周防作品おなじみの実力派キャストとともに、永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹野内豊など周防組初参加の面々が、一癖も二癖もある個性的なキャラクターたちを演じる。

このたび、本作のエンディング曲を唄うのは奥田民生。奥田は、「パイノパイノパイ」というコミカルな歌詞が大流行した大正7年発表の「東京節」をもとに、脚本の片島章三が本作用に歌詞を書き換えた「カツベン節」を唄う。

「カツベン節」では、映画黎明期のスターであり、“めだまの松ちゃん”の愛称でも知られる尾上松乃助や、「怪盗ジゴマ」、「椿姫」、「雄呂血(おろち)」や「不如婦(ほととぎす)」など、歴代の名作が歌詞のなかに登場する。さらに、時代を代表する活動弁士の駒田好洋が、活弁の際に口癖のように言っていた「すこぶる非常」や、生駒雷遊の「ああ、春や春、春南方のローマンス」でも知られる名調子が歌詞にちりばめられた曲となっている。

映画クランクイン前から周防監督は、音楽監督である周防義和からの提案もあり「東京節」を映画のなかで使おうと構想していたそうで、「東京節がもつ時代感を現代にも通じる味わいに変える、そういう歌手は誰か」と考えたときに思い浮かんだのが、自身も好きな奥田民生だったとのこと。

周防監督はオファーを快諾した奥田に対し「奥田さんとお仕事するのははじめてでしたが、楽曲の狙い、映画の狙いを見事に表現してくれた」とコメントし、続けて「映画のクライマックスシーンをイメージすることができた」と奥田が唄った「カツベン節」を絶賛した。また、レコーディングで熱のこもった歌声を披露した奥田も、「子供のころ、大人たちが歌っていた感じというか、ムードを思い出してやりました。自分が昭和の生まれなので、この歌がもっていた心は分かると思います」と曲に込めた思いを語った。

周防監督が思い描く“現代にも通じる味わい”を奥田が見事に表現した必聴のエンディング曲とともに贈る本作。映画愛に溢れたドタバタ群像劇にますます期待が高まった!

<スタッフコメント>

●奥田民生(ユニコーン/ボーカル&ギター)

「『カツベン!』を観て、作品から昔の人の体力と気力のすごさを感じました。『東京節』というものが子どものころよりさらに前の流行り歌みたいなことは、ほのかに覚えています。当時というのは今より自由な気がします。子どものころ、大人たちが歌っていた感じというか、ムードを思い出してやりました。自分が昭和の生まれなので、この歌がもっていた心は分かると思います」

●周防正行監督

「『東京節』という、大正時代の流行歌がもつ楽しい雰囲気と時代感をいかして、この映画の音楽を作れないか。いつも僕の映画の音楽を担当していくれている音楽監督の周防義和さんのアイディアからエンディング曲はスタートしました。それならあの東京節を、この映画にふさわしい詩にしようということで、今度は脚本家の片島さんに作詞をお願いして見事『カツベン節』が完成したんです。もととなった東京節がもつ時代感を現代にも通じる味わいに変える、そういう歌手は誰かを考えたときに僕の好きな奥田民生さんが頭に浮かびました。奥田さんとお仕事するのははじめてでしたが、楽曲の狙い、映画の狙いを見事に表現してくれて、この楽曲が持つ楽しさをいかし味わい深いものにしてくれました。現代に蘇る不思議な味わいを持つ歌となった『カツベン節』のおかげで、映画のクライマックスシーンをイメージすることができました」 (Movie Walker・文/編集部)

最終更新:9/17(火) 11:20
Movie Walker

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