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[大弦小弦]20年ほど前、子どもが9カ月の頃に夫と育児休業を・・・

9/17(火) 5:20配信

沖縄タイムス

 20年ほど前、子どもが9カ月の頃に夫と育児休業を交代した。離乳食の注意点や昼寝の時間など一日の流れを細かくメモして引き継いだ

▼「命懸けで子育てにまみれてみてください」と大仰な走り書きも。当時は日中1人でこなさなければならない「ワンオペ育児」状態。孤立感が強まり、しんどさを共有してほしいとの思いが積もっていた

▼小泉進次郎環境相が第1子誕生後、育休の取得を検討していることに賛否両論が沸き起こっている。「大臣が育休を取るとメッセージが民間企業に伝わる」と機運醸成を期待する声の一方で、「閣僚は重責。替えがきかない」「まずは国民が先」と批判も

▼育休取得率は女性が8割を超えるのに対し、男性は6・16%と伸び悩む。背景に仕事優先の風潮があるとされるが、育児は仕事と同様に重要で女性にだけ背負わせていいわけがない

▼企業にワークライフバランスの推進を助言する小室淑恵さんは、8月に那覇で「1人目の時に夫が育児に参画したかが第2子以降の出生状況に影響する」と講話。少子化対策と女性活躍に有効なのは男性の働き方改革だと力説した

▼男性の育休取得は視野や人脈を広げたり、アイデアを生んだり、仕事面でもプラスになったと実感する。希望する人が取得しやすい社会へ小泉氏の育休が起爆剤になればと願う。(大門雅子)

最終更新:9/17(火) 5:20
沖縄タイムス

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