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欧州王者リヴァプール、「継続路線」も強さに陰りなし! “総力戦”でCL連覇へ

9/17(火) 18:00配信

SOCCER KING

 昨シーズンは、まさに“狙い通り”のタイトル獲得だったと言っていい。2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝で、リヴァプールはレアル・マドリードにキエフの地で敗れ、涙を飲んだ。モハメド・サラーが前半途中で負傷交代を強いられるというアクシデントに対応できず攻撃陣が沈黙し、逆に守備陣は浮き足立ってミスを犯し、3失点。その苦い経験を糧にしたのが、昨季だった。

シーズンを通して猛威を振るったゲーゲンプレス

 2018年1月に獲得したフィルジル・ファン・ダイクに続いてGKにアリソンを獲得して固めた守備陣は、プレミアリーグ最少失点をマークし、CLでも強固なところを見せつけた。中盤にはファビーニョ、ナビ・ケイタを加えて選手層を底上げ。ジョーダン・ヘンダーソン、ジェイムズ・ミルナー、ジョルジニオ・ワイナルドゥムとハイレベルなローテーションを実現することで、シーズンを通して得意のゲーゲンプレッシングが猛威を振るうだけの“脚”を手に入れた。

 守備陣と中盤という土台をしっかり組み上げることで、アンドリュー・ロバートソン、トレント・アレクサンダー・アーノルドの両サイドバックの攻撃参加がより活性化され、結果的にサラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノという最強3トップはさらに生きるようになった。同時に彼らの誰かがアクシデントで抜けてもそう簡単には負けないチームにもなり、それを証明したのが、昨季CL準決勝のバルセロナ戦だった。

 第1戦を0-3で落とし、さらにフィルミーノ、サラーが負傷欠場と窮地に立たされた第2戦、聖地アンフィールドで彼らは世紀の大逆転を成し遂げてみせた。プレッシングの波でバルサのパスワークを完全に飲み込み、バックアッパーのディヴォック・オリジが意地を見せて2ゴールを挙げ、守ってはアリソンが何度もピンチを救った。まさにリヴァプールというクラブの底力を感じさせるパフォーマンスで、あの劇的勝利で付いた勢いが14年ぶりの欧州制覇につながったのは間違いない。

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最終更新:9/17(火) 18:00
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