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米軍、本部港使えず 市民が阻止

9/18(水) 10:24配信

琉球新報

 【本部】在沖米海兵隊は17日、訓練のために使用を予定していた本部町の本部港に米軍船舶「オープンウォーターセーフティーボート」1隻を港前まで運搬したが、市民や港湾労働者らの抗議を受け、この日の使用を断念した。県や本部町は米軍に対し、民間港を使用しないよう要請していたが、海兵隊は自粛要請に応じず使用を強行しようとした格好だ。

 県などによると、海兵隊は「伊江島補助飛行場での訓練のために必要」として、17、21の両日に本部港を使用すると本部港管理事務所に通告書を10日、提出していた。

 「オープンウォーターセーフティボート」は全長約10メートルの小型船。パラシュート降下訓練の際に救助用として用いられている。

 17日午前7時ごろ、牽引(けんいん)車と先導車の米軍車両計3台と船1隻が本部港ゲート前に到着した。市民や港湾労働者など最大約120人が港のゲート前や米軍車両の前に座り込み、港内への進入を阻止した。午後4時40分ごろ、米軍車両はゲート前から引き上げた。

 海兵隊は17日正午前、本紙の取材に伊江島での訓練を天候を理由に中止したことを明らかにした。一方、船は本部港から出発し、嘉手納マリーナに到着すると説明したが、市民らによると、車両は午後5時半ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブに入ったとみられる。

琉球新報社

最終更新:9/18(水) 10:24
琉球新報

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