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「勝手につくば大使」小村さん 地元の魅力、ブログ紹介 筑波大卒業生 フリーペーパーも刊行

9/18(水) 13:00配信

茨城新聞クロスアイ

筑波大や多くの研究機関がある「科学の街」として、全国的に有名なつくば市-。学生時代をつくばで過ごし、つくばをこよなく愛するあまり、「勝手につくば大使」としてブログやフリーペーパーでつくばの魅力を発信する若者がいる。

8月下旬、同市内のパン屋に金髪にモヒカン姿で、「勝手につくば大使」のたすきを掛けた小村政文さん(25)が取材に訪れた。小村さんは市内の飲食店などを取材し、つくばの魅力を伝える活動をしている。

生まれは北海道網走市。父親の仕事の都合で転校を繰り返し、幼稚園と小学校はそれぞれ3校ずつ転校した。「もう引っ越したくない」という思いから、埼玉県内の私立の中高一貫校に入学するも、友人たちの住まいはばらばらで1人の帰り道は寂しかった。

自分の地元が欲しいという思いがあり、田舎にあり、学費が高くない国立大を選び、1浪して2013年に筑波大生物資源学類に進学した。「やっと『地元』を手に入れた」と喜んだ。近くに友人たちがいるキャンパスライフを謳歌(おうか)していた。

3年時に、先輩に薦められた本を読み、起業を考えるようになった。その後、先輩にも相談し、つくばの魅力を紹介する「勝手につくば大使」に就任したという。「学生なんだから結果が全てだ。まずはブログ記事を100書いてみろ」と先輩にアドバイスされ、奮闘。大学の講義中も記事の執筆に専念した。活動に集中したいと16年に休学。2年後に復学し今年卒業した。ブログのほか、全国のフリーペーパーを取り寄せ、一から記事の書き方や写真の構図などを独学し、昨年4月に第1号となるフリーペーパー「勝手につくばタイムズ」も刊行した。

現在、夜間は学生時代から続ける飲食店でアルバイトしながら、日中に「大使」の活動に取り組んでいる。ブログと半年に1回フリーペーパーを刊行しており、市内の飲食店や市役所、商業施設などに置いている。

理想は「3カ月に1回ペースで出せたら」と希望を語る。今月、第3号となるフリーペーパー「ツクバ人間」を刊行。いずれは「大使」の活動を本業にしたいと考えている。「地域活性化とは言いたくない。大好きなつくばを世界に広めたいだけ」と笑顔で話す。(吉原宗康)

茨城新聞社

最終更新:9/18(水) 13:01
茨城新聞クロスアイ

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