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北朝鮮「韓国が集団拉致認めた」 脱北レストラン従業員の送還要求

9/18(水) 11:47配信

聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が、2016年に中国の北朝鮮レストランから集団脱北した女性従業員について、実際には拉致されたものと韓国国家人権委員会の調査で確認されたと主張し、女性らの送還を韓国に要求した。

 北朝鮮の対外宣伝インターネットメディア「メアリ」は18日、自らを「16年4月に南朝鮮(韓国)の情報員に集団拉致され、連れていかれたリ・ジエの母」と名乗るチ・チュンエ氏の文章を掲載した。

 チ氏は、同事件に対する人権委の調査を取り上げ、「娘たちが本人の意思ではなく威嚇と強要によって南朝鮮に連れていかれたことを事実上、認めたという知らせを伝え聞き、こみ上げる激憤、娘が家に戻ってこられるようになったという希望で最近は夜も眠れずにいる」とした。

 また「南朝鮮当局が集団拉致行為を認めた以上、娘たちを一日も早く親の元、祖国の元へ帰すのが当然だ」と主張した。

 人権委は、16年4月に中国の浙江省・寧波の北朝鮮レストランで働いていた女性従業員12人が男性支配人1人とともに集団で脱出し、マレーシアを経由して韓国入りした事件に対する調査結果を今月9日に陳情者に通知した。脱北の過程で韓国政府の違法・不当な介入があったとする主張について、客観的な証拠を確認できないとの理由で棄却する一方、一部の従業員が支配人の懐柔と脅迫によって入国を決めた蓋然(がいぜん)性を排除できないとした。

 一方、外国の法律家でつくる調査団は今月4日に発表した訪朝調査結果の中間報告書で「12人の女性従業員は欺瞞(ぎまん)により韓国に強制移送された」とし、この事件を「拉致・人権侵害」と規定した。

最終更新:9/18(水) 12:17
聯合ニュース

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