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【阪神】メッセ引退会見で涙「想像以上に寂しい」 体が限界に…自ら現役生活に幕

9/18(水) 13:01配信

スポーツ報知

 今月13日に現役引退を発表した阪神のランディ・メッセンジャー投手(38)が18日、兵庫・西宮市内のホテルで引退会見を行った。

【写真】こらえきれずおしぼりに手を伸ばすメッセンジャー

 「いつかこの日が来るとは分かっていたけど、想像以上につらいというか寂しい。本当はまだやりたいと思う気持ちはありますけど、自分の体、腕が潮時かなと言っている」と引退の理由を明かした。引退試合として予定されている9月29日の中日戦(甲子園)が最後のマウンドになる。

 一番の思い出に挙げたのは、巨人相手に4連勝で日本シリーズ進出を決めた2014年のCS最終ステージ。自身も第3戦に先発し、勝利に大きく貢献した。約30分に及んだ会見の途中、「10年間守り抜いた甲子園のマウンドはどんな場所だったか?」と聞かれると、涙を流し、言葉に詰まった。「本当に大きな意味を持った場所」と静かに口を開いた。

 5年連続6度目の開幕投手を務めた今季は13試合で3勝7敗、防御率4.69。4月5日の広島戦(マツダ)では日米通算100勝を達成したが、6月4日のロッテ戦(ZOZO)で3勝目を挙げて以降は4試合白星がなく、7月11日に登録を抹消されると、同27日には右肩の治療とリハビリのため、米国へ一時帰国した。

 それでも、8月8日に再来日。今季中の1軍復帰を目指し、練習を積んでいた。しかし、復帰後4度目の先発となった今月12日のファーム交流試合、四国IL・徳島戦(鳴尾浜)では2回以外毎回の6四球を与えて5回4安打4失点。思うような投球ができず、翌日に引退発表となった。

 今季で来日10年目を迎え、日本人選手扱いとなった。通算262試合に登板し、球団の外国人投手ではバッキーに次ぐ歴代2位の98勝(84敗)。長きに渡り、エースとしてチームを支えてきた。通算1474奪三振はセ・リーグ在籍の外国人歴代最多記録。愛したタテジマのユニホームに別れを告げることになったが、その功績が色あせることはない。

 ◆ランディ・メッセンジャー(Randy Messenger)1981年8月13日、米ネバダ州生まれ。38歳。2000年にスパークス高からマーリンズに入団し、ジャイアンツ、マリナーズを経て09年オフに阪神入団。14年に13勝を挙げて最多勝、13、14年に最多奪三振のタイトルを獲得。通算成績は262試合に登板し、98勝84敗1ホールド、防御率3.13。身長198センチ、体重109キロ、右投右打。年俸3億5000万円。既婚。

最終更新:9/18(水) 13:49
スポーツ報知

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