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【対談インタビュー】Juri(breakin' holiday) × Shindy(極東ロマンス)、「DELUHIとAnli Pollicinoを経て思うこと」

9/18(水) 14:09配信

BARKS

BARKS主催イベントツアー<千歌繚乱 1st LIVE TOUR ~錦秋の候~>の開催を記念した対談インタビュー、今回はJuri(Vo/breakin' holiday)、Shindy(Vo/極東ロマンス)の2名が登場。

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両者はこのイベントツアーの名古屋公演、大阪公演に出演する。それぞれヴィジュアル系シーンで長いキャリアを持ちつつも、現在も新たなバンドで挑戦をし続けている。今回はそんな彼らの考えや、今思うことに迫ってみた。

  ◆  ◆  ◆

──おふたりは今日が事実上の初対面というかたちになるそうで。

Shindy:もちろん、勝手にというか一方的に僕はJuriさんの存在は前から知っていましたけどね。

Juri:僕も、Shindyさんのことは去年まで活動していたAnli Pollicinoのヴォーカリストとして前から知っていて、最近になって新しいバンドを起ち上げたっていう話もニュースとして聞いてはいました。

──さかのぼれば、ShindyさんはAnli Pollicino、そしてJuriさんはDELUHIでもともとご活躍をされていたわけですけれど、今思うとその両者はかなりタイプの違うバンドでしたよね。

Shindy:それに、若干ですけど世代的にいうと僕らの方が遅いんですよ。実は、僕らがまだセッションバンドとしてAnli Pollicinoという名前を使いながら池袋サイバーでのライブに出ていた時、ゲストとしてDELUHIさんが出演されたことがありましたから。あれが確か、2008年くらいのことだった気がします。

Juri:えっ?!そうなんですか?

Shindy:確かその日は無料イベントみたいな感じで、そこにゲストでいらっしゃってたんです。

Juri:あー…多分それ、偽名みたいなのを使って出た時かもしれないです。

──シークレットもしくは覆面バンドとして出演されていた、ということですか?

Juri:そうなんですよ。当時、ワンマンの前のライブ慣らしとしてDELUHIの名前ではなく、各メンバーの頭文字をとった別バンドとして出演する、みたいなことをやっていたことがあったんですよね。そんなかたちで出ていたにも関わらず、覚えていてくれてありがとうございます(笑)。
Shindy:いやいや、だってとにかくライブの内容が凄かったですからね。

──ちなみに、その際ほかにはどんなバンドさんたちがいらっしゃったのでしょうか?

Shindy:誰がいたんだろう…?とりあえず、今でもまだ残ってる人たちは誰もいないんじゃないですかね(苦笑)。逆に言うと、その時に観たDELUHIさんのイメージが本当に強くて、「なんだこの圧倒的なバンドサウンドは!」って衝撃を受けたんですよ。自分たちはまだちゃんとしたバンドもやっていなくてセッションバンド状態でしたけど、当時は今の事務所の先輩のゴールデンボンバーさん、ViViDさん、そしてDELUHIさんがめちゃくちゃ勢いがあったので、「上に行きたい」っていう気持ちをその時点から強く持っていた自分からすると、「上に行けるバンドっていうのは、こういうカッコいいバンドのことを言うんだな」っていうところを直接DELUHIさんに見せつけられた感じだったんです。

──魅せられた、と。

Shindy:ほんと、あの音はインパクトが強かったですね。だから、今回こうして<千歌繚乱 1st LIVE TOUR ~錦秋の候~>でJuriさんのいるbreakin' holidayさんとあらためて対バン出来ることになったというのは非常に嬉しいです。今回この対談企画の話を聞いた時にも、僕は「ぜひJuriさんとお話をしたいです」って言ったんですよ。

Juri:そうだったんですね、こちらこそ嬉しいです。ありがとうございます!

──というわけで、おふたりはかれこれ最初の邂逅から現時点で11年ほどが経つことになるようですけど、これまでの間には双方ともに様々な経験をされながら現在に至っているのではないかと思います。また、この両者の共通点として挙げられることがあるとすれば、それはやはり「以前のバンドでの活動を終了したのちに、今はあらたなバンドでの活動を始めている」ということなのではないでしょうか。そこで、まずはJuriさんにおうかがいします。2018年1月にbreakin' holidayを起ち上げられた時に、ご自身が「次に目指すべきこと」とは何であるとお考えでしたか。

Juri:僕は何よりも歌うことが好きなので、純粋にまた歌いたいなと思って始めたのがbreakin' holidayでしたね。DELUHIで一緒だったLEDAからは「俳優とか舞台をやったら?」みたいなことを言われてたし、確かにミュージカルとかも好きだからそういうことをちょっとやってた時期もあるにはあったんです。でも結局、やりたかったのは音楽なんですよね。そして、2013年にはJuri名義でソロアルバム『Blance』も出させていただいていて、それも自分としてはやりたかったことのひとつではあったものの、そこからソロでのライブをやってみたら正直ひとりっていうのは寂しいな、と孤独を感じたのも事実だったんですよ。

──なるほど。故にまたバンドをやりたい、という気持ちになられたわけなのですね。

Juri:はい(笑)。そこからはいろいろとセッションを重ねていきながら、メンバー探しをして、breakin' holidayの結成に至ったという流れでした。

──そうした一方、Shindyさんも昨年11月にAnli Pollicinoとしての活動が終了して以降、今春に極東ロマンスが始動するまでの間に一時的であったとはいえ、ひとりで動いてた時期もあったそうですね。

Juri:あ、それは知りませんでした。

Shindy:僕は極東ロマンスとして動き出すことになるまでの間、アクセサリーのコラボ企画も兼ねて、アコースティックでライブをしてたんですよ。

──その期間に、Shindyさんが何か感じたことはありましたか?

Shindy:僕の場合は孤独感とかは特に感じなかったんですけど、でもかなり勉強にはなりましたね。ピアニストの方とか、これまで一緒にやったことが無かったミュージシャンの方々とライブをしていくことになったので、いろんな人たちがいるんだなということに気付けたんですよ。それぞれ音に対する解釈も違って、凄い“間”を埋めようとするタイプの人もいれば、それとは全く逆のタイプの人もいて、おんなじ曲をやるにしても捉え方がこれだけ違うんだなっていうことを実感したんです。

Juri:初めて一緒にやる人に関しては、そういうのけっこうあるよね。ソロの時のサポートメンバーに対して、僕も似たようなことを感じたことがありました。

──先ほど、Juriさんはソロ活動を通して寂しさを感じたことから再びバンドを組みたい心境に至ったとのことでしたが、Shindyさんの場合は何故あらたに極東ロマンスで始動する、という選択をされることになったのでしょうか。

Shindy:ひとつには、もともと他のジャンルで活躍してたリズム隊のふたりとの出会いが大きかったですね。ベースのユウト(柳山ユウト)くんとは昔も一緒にやってたことがあったんですけど、去年かなり久しぶりに再会したんですよ。そのあと、今度は知人からの紹介でドラムのテッちゃん(Tetsufumi)とも出会うことになったので、おそらく彼ら2人と出会ってなければ“バンド”をやるということにはなってなかったんじゃないかと思います。いわゆるヴィジュアル系の畑とは異なるところでやってきた彼らと僕らが一緒に新しくバンドを組むことで、音的にはもちろんだし、視覚的な面でも他にはない面白くてカッコ良いことが出来るだろうな、というある種の確信があって始めたのが今の極東ロマンスなんです。

Juri:あぁ、そういう流れだったんだ。

Shindy:Anli Pollicinoが終わった時点で、幾つかの話もあったことはあったんですけどね。どこどこの誰とか、元ナントカの誰がいるけど、みたいな。でも、僕は全然そういうのは興味無かったんですよ。ユウトとテッちゃんとだから、この5人だから始めた、というのが何より大きいです。

──かくして、現在はそれぞれにbreakin' holiday、そして極東ロマンスにて活動をされているJuriさんとShindyさんですが、敢えてここからは過去についても振り返っていただくことは出来ますでしょうか。前バンド時代のことを思い返した時に、「当時はわからなかったけれど、今にして思えば…」と何か浮かんでくることがありましたら、ぜひ教えてください。

Juri:その質問に対するちゃんとした答えになるかはわかんないですけど、DELUHIは半ば勢いで結成して、そのまま嵐のような日々を送りながら、気付いたときには終わっていたようなバンドだったので、わりと瞬間的な記憶の方が多いんですよね。個人的には、DELUHIが解散した時に感じた「ファンの人たちに対する感謝の念を忘れずにこの先も歌っていこう」っていう強い思いは、今もずっと残ってます。当然、今のbreakin' holidayになってからもそれは変わらないつもりでいたんですけど、最近いろんなバンドさんのライブを観たりしているうちに、「忘れないつもりでやって来たはずだけど、ちょっとこのところは薄れかけていたかもしれない」っていうことに気付く機会が実はあったんですよ。昔の必死でガムシャラにやっていた頃の気持ちを、ここに来てまた思い出したというか。それがここ最近の自分にとっては、大きな気付きですね。

──良くも悪くも、人間はさまざまなことに慣れて行くものですものね。その中にあって、ここである意味での初心を取り戻せたのは実に素敵なことかと。

Juri:そもそも僕は、ヴィジュアル系の世界のこと自体、DELUHIを始めるまでほとんど知らなかったですからね(笑)。当時、ギターのLEDAがその辺は良く分かったうえでバンドを動かしてくれていたんですけど、僕は僕で知らないながらにいろんなバンドさんのライブを観ては勉強して、っていうことを繰り返していたんですよ。今はまたその頃の感覚に近い感じで、まだまだもっと勉強したいなっていう気持ちになってるんです。

──Shindyさんはいかがですか? まぁ、ようやくこの夏に初ライヴを終えたばかりのところでもありますので、まだまだ振り返っている場合ではないのかもしれませんが(苦笑)。

Shindy:いやでも、まさにJuriさんがおっしゃっていた初心とか初期衝動とか、そこの大事さは僕も今ちょうど感じてるところですね。それこそAnli Pollicinoを始めた頃は具体的な見通しなんて何も考えてなかったし、とにかく必死にやっていただけでしたから。だけど、そこから時間も経って経験値が上がった分、今の自分は“何がムダなのか”みたいなことをヘンに知っちゃってるところがあるんですよ。それは新しいことを初めて行くうえでは、やっぱり良くないことなんですよね。

──経験則が邪魔になってきてしまう、というのはなかなか皮肉なものですね。

Shindy:裸一貫で何にでもぶつかっていく!っていう若いときの勢いを、今の段階でも持つっていうのはほんと難しいですよ。つい、ムダのないように考えたり動いたりしがちなんです。でも、遠回りをしている時ほど多くのもの得ていることが多いのも事実で、ムダかもしれないことを一生懸命にやることが結果的に自分のエネルギーとして充填されていって、爆発的な力を生み出すっていうパターンも意外と多いと思うんですよ。きっと、音楽が理屈とかテクニックだけじゃないっていうのは、そういうところに繋がっていくんでしょうね。マイクの使い方ひとつにしてもノウハウはあれば確かに便利なんだけど、むしろ今はコレ要らないんだけどなって思うことが今の僕はよくあります(笑)。

Juri:うわー。その感覚、めっちゃわかります! レコーディングに関して言うと、当時はエンジニアさんにお任せでかなり頼っていたところが大きかったんですよ。だけど、今はほぼ自分たちでそこまでやってしまっているんですよね。もちろんそうすることの良い面もたくさんあるんですけど、反面ではデメリットになってしまっていることもあるなと思います。

Shindy:何も知らないって、かなり無敵ですよね。知らないし分からないからからこそやれちゃうことって、今の自分にはさすがに出来ないですもん(笑)。

──だとしたら、その事実を踏まえたうえで今のおふたりがご自身のマインドを掻き立てるためにされていること、留意されていることは何かありますか?

Juri:さっきも言いましたけど、いろんなバンドさんのライブを観て刺激を受けることですかね。今はこういうのがあるんだなとか、こういう方法で楽しんでいるんだな、ということを知って自分の中に新しいものとして落とし込んで、さぁ自分はどうしようか?っていうことをやってます。

Shindy:今年の夏<サマソニ>を観た時に、「レッチリは昔からずっと変わんないなぁ」って思ってあれには凄い刺激を受けました。Slipknotの最初カウント入るところで、既に「やっぱりカッコ良い!」って思ったりとか。そういうキッズの時に持ってた感覚も何時までも忘れちゃいけないな、って思いましたね。

──ジャンルやらバンドの国籍を問わず、良い音楽からリスナーが興奮や感動を得る、という構図は永遠であって欲しいと願ってやみません。ただ、音楽業界の在り方そのものはここ10年、もしくはここ5年くらいでも随分と変わってきたように感じます。いわゆるヴィジュアル系の界隈にしても、今年に入ってからだけで専門ショップが次々と閉店へと追い込まれてしまいました。動画サイトやサブスクの隆盛という背景も一因にはあるにせよ、特典やインストアイベント頼りなビジネスモデルもいよいよ飽和して、音源が売れないという状況があるのは事実でしょう。そんな中でヴィジュアル系バンドを続けていくことの意味と意義について、今のおふたりがどのように捉えていらっしゃるのかも教えていただきたいです。

Juri:難しいなぁ……。まぁ、breakin' holidayのメンバーもそれぞれヴィジュアル系の畑で育ってきた人間ばかりなので、そういうシーン自体の衰退みたいな話はバンド内でもしたりはするんですよね。まずは、バンドを始めるときに音楽性もですけど「メイクをする・しない」っていうことに関しても話し合いましたし。最後は多数決で決まってすることになった感じでした。

──なんと、そんな逸話があったとは。

Juri:自分自身は、どっちが良いとかは別になかったんですよね。メイクはDELUHIでもしてたからしてもいいし、しなくても良いけど、とにかくバンドがやりたいっていう気持ちが大きかったので、最終的には多数決で決まったところに乗っかりました(笑)。

──極東ロマンスの場合はいかがでした?

Shindy:僕らも最初は見た目がどうとかっていう以前に、まずは音楽そのものから話が始まったバンドですね。最初にやったのは音を作ることだったし、始動発表の時点で出したアーティスト写真でも、この音に合う格好とか衣装ってどんなのだろうっていう考え方をしていったし、最初の見せ方としては全員が後ろ向きで、全く顔が見えないような構図のものを意図的に選びましたね。

──新バンドだけにあまり先入観では判断されたくなかった、という思いもそこにはあったのでしょうか。

Shindy:音を聴いてまずはイメージをしてもらいたいな、という気持ちはありましたね。そして、音を聴いたり写真の雰囲気から極東ロマンスのことをヴィジュアル系って感じる人がいるなら当然それは自由だし、そう捉えてくれる人がいる以上はどこよりも超カッコ良いヴィジュアル系になればいいじゃん!って思っただけです。

──シーンの中には、先にコンセプトをガッチリと固めてからこの格好でこういう音楽をやります、と活動を始めて行くバンドも一定数いるように見受けられますが、おふたりの場合はあくまでも音楽ありき、バンドありき、というところから現在のバンドをスタートされたことになるわけですね。

Juri:でも、全然そういうコンセプト先行のバンドもアリだと僕は思いますよ。

Shindy:とはいえ、今この時代に「ヴィジュアル系がやりたい!」っていうところからバンドを始める人っているんですかね?!

──いると思いますよ。バンドとしての個性や独自性を追求した暁にメイクや衣装を表現の一手法として駆使するバンドがいる反面、はなから「自分たちもDIR EN GREYになりたい!」といった短絡的結論を掲げたうえでバンドを始めてしまう例、というのも確実に見受けられますので。はたからみればどちらもメイクをしているという点では同じだとしても、両者の本質は全く異なるように感じられるのですけれど。

Juri:あー、そのケースはあるでしょうね。

──既存の型を破っていくことを志しているバンドと、自ら好んで雛型にハマっていくバンドでは、良い悪いは別としてスタンスが完全に真逆ですよね。後者も伝統芸能の後継者として捉えるならば、必要な存在とも言えそうですし。

Shindy:誰かのマネをして一生懸命ヴィジュアル系のバンドをやるくらいなら、歌舞伎町で働いた方がおカネはよっぽど儲かるんじゃないですか?

Juri:それは確かに(笑)。

Shindy:実際いますもんね、カッコ良いヴィジュアル系のホストが(笑)。というより、むしろバンドマンの方がホストっぽい格好に見えることもあるくらいで、最近はちょっとした逆転現象も起きてるんだなぁと思います。なんなら、歌も上手いホストとかもけっこういますよ(笑)。

──時代の変わり目ということもあり、このシーンは現在いろいろな面でカオスな状態に陥っているとも言えそうです。その中で、シーンの中核を担っている当事者であるおふたりとしては、今後どんなことがより重要になってくるとお考えでしょう。シーン復興の鍵は、一体どこにあるのでしょうね?

Shindy:ってなると、やっぱり今回の<千歌繚乱 1st LIVE TOUR ~錦秋の候~>が成功するかどうか、っていうところにかかっくてるんじゃないですか?

──さすがはShindyさん。上手く話をつないでくださいました(笑)。

Shindy:絶対このイベントツアーは観といた方がいいよ、って思います。カッコ良いバンドさん、ちゃんと音楽をやってる人たちばっかりじゃないですか。このメンツって。出る側の俺たちからしても暇つぶしとかで出るわけじゃないし、思いっきり真剣に臨むんで、そういうスタンスのバンドが集まればそこは当然のように最高な盛り上がりをみせていくことになると思いますね。

──ワンマンとはまた違った、イベントならではのバンド同士が繰り広げるバトルの模様を楽しめるという意味でも、今度の<千歌繚乱 1st LIVE TOUR ~錦秋の候~>は実に興味深いです。

Juri:僕ら自身もお客さんたちと同じくらい、一緒になって楽しみたいっていう気持ちもありますしね。breakin' holidayはわりとラウドな雰囲気でやらせていただいているバンドなので、そういう自分たちの芯の部分はブレないようにしながら、自分たちにしか奏でられない音楽を皆さんに届けていきたいと思ってます。

──と同時に、breakin' holidayとしてはこのツアーで久々の地方遠征を実現することにもなるそうですね。

Juri:そうなんです。基本的にこれまでは都内を拠点に活動して来ていたので、名古屋と大阪に関してはこれが久しぶりのライブになります。ずっと行きたいなと思っていた中で、今回こういう素晴らしいイベントのお話をいただけたのは本当にありがたいですよ。対バンさんも皆、熱いですしね。今から楽しみでしょうがないです。

──極東ロマンスは今夏に東名阪ツアーに臨んだところではありますが、バンドとしてはまだまだ起ち上がり時期にあることにもなりますので、今度の<千歌繚乱 1st LIVE TOUR ~錦秋の候~>では初見のオーディエンスの方々に広くアピール出来るチャンスを多く作れそうですね。

Shindy:Juriさんのやってるbreakin' holidayさんしかり、このイベントは音楽をしっかりやってるバンドさんたちばっかり参加するものなので、来てくれるのも音楽をちゃんと聴いてくれる方たちだと思うんですよ。そういう環境の中で腕試しが出来るというのは、やり甲斐ありますよね。皆がそれぞれ本気でやった時に誰が一番カッコ良く見えるのかって、俺も凄い知りたいですもん(笑)。来てくれたほかのバンドのファンの人たちに「初めて観たけど、極東ロマンスっていいじゃん!」ってどこまで感じてもらえるのか、自分としてはそこに挑戦していきたいです。

Juri:今回のイベントは、わりと年代的に近いバンドが集まっているっていうのも良いですよね。

──これまでは<千歌繚乱>シリーズ自体が都内のみでの開催でしたし、それがここで全国展開になっていくというのも大きなトピックスなのではないでしょうか。

Shindy:凄いですよね。このご時世に、規模が大きくなっていってるわけだから。

──なんでも、オーガナイズをされている側からしても、“音楽に真剣なアーティスト”しか呼びたくない、という強いこだわりがあったそうですよ。

Shindy:それだけ品質が保証されているイベントでもある、っていうことなんですね。僕も自分で参加されるバンドさんのことは全部調べたんですけど、確かにちゃんと音楽をやってる人たちしかいませんでした。それだけに、「これは手強いぞ」とも感じましたけどね。出る側も、観る側も、耳が肥えてる人たちばっかりだろうから(笑)。

──いまだに世間では、十把一絡げで「あぁ、ヴィジュアル系?どうせ見た目が派手なだけでたいした音楽はやってないんでしょ?」という偏見がはびこっているだけに、今回のイベントに参加される各アーティストの方々にはぜひとも健闘していただきたいです。皆さんは、ここからのシーンを担っていく立場でもあられるわけですから。

Shindy:自分たちが頑張っていかないとな、っていう意識は確かに凄くあります。

Juri:そうですね。僕もそれは感じてます。

──そうなってくると、今度のイベントではお互いのもてる武器を最大限に活かして行くことにもなっていくのだと思いますが、ここでJuriさんとShindyさんがお互いをヴォーカリスト同士として捉えたときに、「こんなところが魅力的だな」と感じるのはどんなところなのか、ということも質問させていただけますか?

Juri:僕はShindyさんの声質に凄い魅力を感じますね。なんだろう?なんともいえない艶(つや)があって、そこは絶対かなわないし素晴らしいなと思います。

Shindy:Juriさんは、声の使い分け方が凄いですよね。スクリームっていうんですか? ああいうのは僕、苦手なんですよ。5年くらい前にポリープの手術をしたこともあるので、どうやったら喉にダメージを与えずにあれだけのカッコ良い声を出せるのか、ほんと知りたいですね。そして、ここまで良い音楽を聴いて来ているんだろうなっていうこともJuriさんの歌からは感じます。

──今回の<千歌繚乱 1st LIVE TOUR ~錦秋の候~>では、おふたりのヴォーカリストとしての男前ぶりにも要注目ですね!

Juri:ちょうど今、次の新しい音源を作っているところなので今回のツアーでは新曲も披露出来るかもしれないです。現在進行形でbreakin' holidayの新しい音楽を精一杯表現していきますし、名古屋と大阪は本当に行くの自体が久しぶりなので、始動の時よりも確実に進化した僕らの姿をぜひ見ていただきたいです。良かったら、一緒に盛り上がって暴れちゃってください!

Shindy:個人的には、Juriさんにほめていただいた艶の部分で勝負したいと思ってます。シャウトとかで闘おうと思うと、Juriさんはじめ皆さんにはなかなかかなわないですし(苦笑)、それぞれ個性が違うと思うので、極東ロマンスならではの世界を楽しんでもらえるようにしていきたいですね。そして、僕ら自身も素直にありのままやっているので、観ていてちょっとでも良いと思ったら、皆も素直になった方がいいですよ。

──なお、名古屋・大阪で両者が共演することになるということは…一緒に打ち上げを行うというケースも出て来たりして?

Juri:場合によっては(笑)。

Shindy:あっ。breakin' holidayさんは、打ち上げとかやるんですか?だったら僕らはもう全然やるバンドなので、良かったらぜひご一緒したいです。僕は呑むより呑まれるタイプですけど(笑)、お願いします!

取材・文◎杉江由紀

  ◆  ◆  ◆

JuriとShindyが出演するBARKS主催イベントツアー<千歌繚乱 1st LIVE TOUR ~錦秋の候~>は、下記にてチケット発売中(極東ロマンスは東京公演には出演しません)。

<千歌繚乱 1st LIVE TOUR ~錦秋の候~>
■名古屋公演
日時:2019年10月10日(木)開場 16:30 開演 17:00
出演:AXESSORY / 極東ロマンス / K / JILUKA / Develop One's Faculties / breakin’ holiday
会場:名古屋ell.FITS ALL
料金:【先行チケット】4,000円(整理番号A)【一般チケット】4,200円(整理番号B)【当日券】4,500円※ドリンク代別途

■大阪公演
日時:2019年10月11日(金)開場 16:30 開演 17:00
出演:AXESSORY / 極東ロマンス / K / JILUKA / Develop One's Faculties / breakin’ holiday
会場:大阪RUIDO
料金:【先行チケット】4,000円(整理番号A)【一般チケット】4,200円(整理番号B)【当日券】4,500円※ドリンク代別途

■東京公演
日時:2019年10月22日(火・祝)開場 15:30 開演 16:00
出演:AXESSORY / K / JILUKA / Develop One's Faculties/ defspiral / breakin’ holiday / THE MICRO HEAD 4N'S
会場:高田馬場AREA
料金:【先行チケット】4,200円(整理番号A) 【一般チケット】4,500円(整理番号B)【当日券】4,800円※ドリンク代別途

チケット一般発売
8月10日(土)12:00~各公演前日まで
名古屋公演:https://eplus.jp/sf/detail/3015650001-P0030001
大阪公演:https://eplus.jp/sf/detail/3011420001-P0030001
東京公演:https://eplus.jp/sf/detail/3011430001-P0030001

主催:BARKS(ジャパンミュージックネットワーク株式会社)
制作:rivabook

<breakin’holiday presents breakin' party vol.2 ~KAJI Birthday~>
2019年10月7日(月)池袋RUIDO K3
開場 : 18:30/開演 : 19:00
前売 : ¥3,240/当日 : ¥3,780/DRINK:¥500
チケット一般発売中
受付URL:https://eplus.jp/sf/detail/3051810001-P0030001

<breakin’holiday presents breakin’holiday 1st ALBUM 先行行リリース ワンマンライブ 「PALOMER KNOT」>
2019年10月19日(土)池袋 EDGE
開場 : 17:30/開演 : 18:00
前売 : ¥4,000/当日 : ¥4,500/DRINK:¥500
チケット一般発売
受付URL:https://eplus.jp/sf/detail/3051970001-P0030001

<極東ロマンス ONEMAN LIVE「3 Steps to the ultimate BLACK」>
2019年10月22日(火・祝)高田馬場CLUB PHASE
BLACK HALLOWEEN NIGHT
OPEN17:00/START17:30
オールスタンディング ¥4,200(税込/D別)
一般発売日:9月22日(日)AM10:00
ローソンチケット0570-084-003 (Lコード:未定)
イープラス https://eplus.jp/

2019年11月24日(日)代官山SPACE ODD
ROMANTIC BLACK NIGHT 【“BLACK” Dress Code】
OPEN17:00/START17:30
オールスタンディング ¥4,200(税込/D別)
一般発売日:10月26日(土)AM10:00
先行受付:
FC [CLUB EUCLID]先行:9月19日(木)15:00~9月24日(火)23:59
WEB有料会員先行:10月3日(木)15:00~10月7日(月)23:59
オフィシャル先行:10月10日(木)15:00~10月14日(月・祝)23:59

2019年12月21日(土)渋谷CHELSEA HOTEL
BLACK CHRISTMAS NIGHT
OPEN17:00/START17:30
オールスタンディング ¥4,200(税込/D別)
一般発売日:11月23日(土)AM10:00
先行受付:
FC [CLUB EUCLID]先行:10月下旬~
WEB有料会員先行:11月上旬~
オフィシャル先行:11月中旬~

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最終更新:9/18(水) 14:09
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