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サンフランシスコが首位から陥落、最新テクノロジー都市ランキング。中国が大躍進、東京は何位?

9/18(水) 6:00配信

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イギリスの総合不動産サービス会社サヴィルズが今年2月、テックシティ・ランキングと題した順位表を発表。

世界の主要30のテクノロジー都市を100の項目で指標化し、総合順位をつけたものだ。

「テックシティ」とは? その意味

ITの観点から、世界の主要都市をランク付けした今回のレポート。ITは世界的に成長拡大部門であり、関連会社や起業が活発になれば投資や優秀な人材が集まり、都市そのものの価値が上がるとされている。

実際ロンドンには2008年頃から急速に発展した「イーストロンドン・テックシティ」がある。

ロンドンのシリコンバレーと称されるこのエリアには、それまで十余りのIT関連企業が拠点を置いていたが、治安があまり良くないため、賃料も安かった。借り手の無い安いオフィスがあったためにIT関連起業が自然と集まり、人が増え、カフェなどがオープンし、エリアが活気づいた。

当時のキャメロン首相がこの地を訪れ「テックシティ構想」を発表したのが2010年。税制の優遇や政府のサポートを約束し、エリアの活性に加速をつけた。

現在では、GoogleやFacebook、ボーダフォン、Twitterなどの世界的大手企業も拠点を構え、それなりの効果があった(そしてこれからも成長し続ける)とみられている。

100項目で評価、サヴィルズ社のランキング方法

サヴィルズがランク付けをするにあたり使用したのは100項目。ベンチャーキャピタルの投資額から、一杯のフラットホワイト・コーヒー(オーストラリア発で次にブームとなるとされるコーヒー)の価格までといった、多様な項目の得点を集計。

調査項目はそれぞれ、1:ビジネス環境、2:テクノロジー環境、3:の活気とウェルネス、4:人材、5:不動産価値、6:可動性の6カテゴリーに分かれている。

どの都市で、ITテクノロジー会社やスタートアップ企業が成功を収めやすい環境が整っているのかがわかる指針となっている。

今回のサヴィルズによるテックシティ・ランキングは過去2015年、2017年に発表されて以来3回目。調査項目に新しく「可動性」を付け加えたほか、中国の5都市がトップ30都市に入っていることも新しい。

繰り返しになるが、これらの都市は地域内でもベンチャーキャピタル投資が集中する都市で、生活し、仕事をしていくうえで刺激的な街であるがゆえに、才能ある人たちが集まる。

このサヴィルズ社のテックシティ指標は、成功のカギを計る役割を果たすとしている。

まずここで選ばれたテックシティ(30都市)は他の世界都市と比べて、機能性が高いのが特徴。先進国平均のGDP伸び率が19%と予測されている中、この30都市のGDPは向こう10年間で36%の伸びが予測されている。

また、テック30都市は世界の中でも最も急速に成長し続ける都市であり、次の10年のうちに全都市合わせて1800万人の住民増加も見込まれているのだ。

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最終更新:9/18(水) 6:00
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