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パンの袋を留めるインベーダーみたいなアレの名前はナニ?どうやって作られてる?

9/18(水) 15:18配信

メシ通

食パンを買ったときに袋についているプラスチックの留め具、ありますよね。
アレ、なんていう名前か知っていますか?

「こちら側のどこからでも切れます」は本当なのか?パッケージの謎についてメーカーの担当者に聞いてきた

知ってる人、ほとんどいないですよね? 
実はアレ「バッグクロージャー」または「クロージャー」と呼ばれています。
日本では「クイックロック・ジャパン」という会社が製造・販売を一手に引き受けています。インベーダーゲームのインベーダーのような不思議な形にもちゃんと理由があるんだとか。
そんなワケで、ちょっと調べてみることにしました。

いろんな種類のクロージャーが

クイックロック・ジャパンの本社所在地は埼玉県川口市。
最寄駅の南北線・川口元郷駅から徒歩10分ほどで到着しました。
工場も併設されているので、小さめの小学校ぐらいの敷地がありそうです。
QuickLockかと思いきや「Kwik Lok」!(社名の由来はあまりよく分からないそうだが)

会議室に通されると、壁一面にびっしりと、なにやらコレクションらしきものが。

近寄ってよく見てみると……
全部アレかい!

もとい……クロージャーかい!!
世の中にはこんなにもたくさんのクロージャーがあったんですよね。

これらは付箋紙のような紙に、商品名などを印刷してクロージャーに貼り付けてあるため「ラベルクロージャー」と呼ばれるそうです。

1950年代、南カリフォルニアで生まれた

さっそく担当の方にお話をうかがってみることに。
取材に応じて下さったのは、クイックロックジャパン広報担当の鈴木敦さん。
鈴木さんにクロージャーの歴史についてたずねてみると、会社案内を見せながら説明してくれました。

クロージャーが作られたのは1952年、アメリカ南カリフォルニアにて。クイック・ロック創業者で包装機械の会社を経営したフロイド・パクストン氏は、当時ワシントン州のりんご農家からある相談を受けます。
「りんごを袋詰めした後に、袋の口を簡単に閉じる方法はないか?」
そんな農家の悩みに「なんとか役に立ちたい」と考えたパクストン氏。彼は移動中の飛行機のなかでアイデアをひらめき、小さなポケットナイフとプラスチックの破片を使い、イメージを具現化します。これがクロージャーの原型となり、その後、世界各国へと広がっていきました。

鈴木さん:クロージャーが日本に普及したのは1980年代で、それまではパンの袋はビニールの針金などで留められていたようです。あとは、キャラメルのように包装紙で包んでテープで留められたりもしていました。

あー、そんなのもありましたよねぇ……というほど年配者じゃないが、クロージャーがいかに画期的なツールだったかは想像するに難くないはず。

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最終更新:9/18(水) 15:31
メシ通

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