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イオン 増税で内食需要喚起 トップバリュの冷凍ミールキット拡充

9/18(水) 16:20配信

食品新聞

 イオンは、10月1日に施行される消費増税で消費者の購買行動やライフスタイルに大きく変わり内食需要が高まると予想。この見立ての下、18日、水・油・調味料の用意を不要とする冷凍ミールキット「トップバリュ フローズンCooKit(クッキット)」シリーズから新商品6品を発売開始した。

 この日、イオン葛西店で「イオン増税前内食向け新商品発表会」が開催され、イオントップバリュの和田浩二マーケティング本部長はミールキットについて「簡単便利でありながらも“手抜きをせず手づくりの料理をつくりたい”ニーズに対応でき、次世代の簡便への対応として強化していく」と語った。

 ミールキットの開発では、簡便を基本価値とし、これに糖質制限やシニア対応といった価値を付け加えることに重きを置く。
 「簡便商品はこれまでも好調に推移し10月以降の増税のタイミングでさらに伸びていくと期待している。簡便商品に、健康・シニア・子育て応援など様々な軸を付加していきたい」との考えを明らかにした。

 「フローズンクッキット」の新商品で目玉となるのが、たまごの準備が不要な「親子煮」。同品があれば、調味料をはじめ水や油を準備する必要がなく、約10分でつくれるようになっている。

(1)たまご入りの調味液のパックを水に浸して解凍すると同時に、具材の入ったトレーを電子レンジに入れて半解凍する。
(2)半解凍した具材をフライパンで炒める。
(3)解凍した調味液で仕上げる
 以上が主な手順で、火加減でたまごを好みの固さを調整するなど手作りならではの趣もある。
 
 白身魚の天ぷらと素揚げしたナスやブロッコリーなどの野菜に甘酢あんを絡めた「白身魚と野菜の甘酢あんかけ」も同社一押しの新商品で、こちらは調理時間約15分に仕立てられている。

 同社は、18年3月にチルドタイプの「クッキット」シリーズをイオングループ60店舗で発売開始し現在300店舗に拡大。今後も「さらに店舗数を広げていく」という。

 「フローズンクッキット」は、チルドでは対応が難しいとされる、買い置きニーズへの対応と鮮度維持を両立させるものとして今年4月に発売開始。現在1800店舗で販売され、計画通りに推移しているという。

 チルドタイプのメインユーザーは30-40代主婦層だが「興味深いことにフローズンは50-60代が多くご購入下さっていることが分かり、さらなる拡大の機会があると考えている」。
 なお日本惣菜協会の調べによると、内食の市場規模は08年から17年で比較すると14・9%増となり市場規模は35兆円を突破した。

最終更新:9/19(木) 11:47
食品新聞

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