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ソフトバンク千賀「連投も覚悟」残り9戦3先発も 高橋礼とフル回転

9/18(水) 11:40配信

西日本スポーツ

 エースがフル回転で逆転V!! 福岡ソフトバンクの千賀滉大投手(26)が、レギュラーシーズン残り9試合中3試合に先発するプランが浮上した。

【表】ソフトバンクの予想ローテ

 中6日で19日のオリックス戦に先発後、中4日で24日の楽天戦に臨み、順位が決定していない場合は最終戦の29日のオリックス戦に再び中4日で先発する。1ゲーム差で首位の西武にマジック8が点灯している状況。宿敵とのデッドヒートを制するため、令和初のノーヒッターが奮投する。

■リーグ戦では初

 西武との激しい優勝争いも残り9試合。逆転Vの鍵を握る千賀の言葉から、エースの気概がにじみ出た。ヤフオクドームでの先発投手練習を終えた右腕は、今季中にあと3試合先発する可能性を問われ「(首脳陣に)言われてようが言われてなかろうが、しゃべれないんですけど」と前置きした上で「当然覚悟はしている。何なら連投だって考えていますよ。(体が)どうなろうが『いけ』と言われたところでいく」と言い切った。

 至上命令のリーグV奪回へ、首脳陣が秘策を打つ。今季2桁勝利を挙げた高橋礼と千賀の二枚看板をフル回転させるプランだ。まず18日の楽天戦に高橋礼、19日オリックス戦に千賀を先発させ、23日オリックス戦、24日楽天戦で2人をともに中4日で投入。順位が決まっていなければ、28、29日のオリックス戦に再び中4日で両右腕を送り込むプランだ。先発転向後の千賀は、レギュラーシーズンでの中4日の経験はない。高橋礼は昨年10月に中2日があったが、投球回は4回、2回と短かった。

 倉野投手コーチは「チーム状況や本人の体の状態次第だが当然可能性はある。順位が決まる状況ならいってもらうしかない」と強調。連投も辞さないという千賀の発言にも触れ「連投はさすがにないけど、それくらいの気持ちを持ってくれていることはありがたい」と感謝した。

 千賀は球史に名を刻んだノーヒットノーランに続き、前回登板の12日の西武戦では8回1失点の快投でチームに今季初の優勝マジック点灯をもたらした。今季から千賀をエースと呼ぶ工藤監督も「2回連続でいい投球ができている。力感がなくても球速が出ているし、三振も取っている。自分の中でつかんだものがあるから、あの投球ができるのだろう。この2試合でつかんだものが大きいなと思う」と全幅の信頼を置く。

 今季両リーグ最多の168回1/3を投げた千賀の投球数は、同トップの2874球。あと126球で3000球に到達する。昨季3000球を超えたのは巨人の菅野と楽天の則本昂のみ。疲労は当然あるが「去年に比べたら投げられる余裕はある。今のところは大丈夫なんで」ときっぱり。チームが歓喜のゴールテープを切るため、エースは腕を振り続ける。 (長浜幸治)

西日本スポーツ

最終更新:9/18(水) 13:36
西日本スポーツ

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