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夫は家出、職も失い...「これは神様からの天罰」それでもひたむきに生きるエチオピアのシングルマザー

9/18(水) 21:04配信

テレ東プラス

今回は、エチオピアの首都・アディスアベバで出会ったサンナイトさんのおうちにお邪魔しました。

サンナイトさんは18歳にして1児の母。1歳5ヵ月になる息子・サンタイヨウくんと2人で暮らしています。旦那さんは田舎に帰ったきり戻ってこないそう。

サンナイトさんのおうちは、家2軒の間を潜って奥に進んだ路地裏のような場所にありました。土壁とトタンが印象的。家賃は800ブル(約3000円)。電気代も含まれていますが、大家さんが払い忘れてしまったようでこの日は停電中でした。

サンナイトさんが着替えたいというので一度おうちの外に出ると、そこにはなぜか大家さんが。とても優しそうな方でしたが、電気代は払ってくださいね!

サンナイトさんがこのお部屋で暮らし始めて5ヵ月ほど。前のおうちはここよりも狭く、「赤ちゃんの泣き声がうるさい」と近所の人によく怒られていたため引っ越してきたそう。

料理も食事もすべてこの部屋の中で行います。調理は火鉢と炭火を使用。お水は川からタンクに汲んできたもの。飲み水をペットボトルに移して取っておき、他をお風呂や洗濯に使うといいます。シャワー室はご近所さんと共同で、バケツの中に入って立ち、タンクの水を体にかけるのがエチオピア流。

お洗濯も共同の広い場所で。毎日タンクの水と石鹸でゴシゴシ手洗いをしています。「良い関係を築かせてもらっている」とサンナイトさんが話すように、ご近所さんたちとは、何か足りないものがあったら貸し借り。協力し合える良い人たちばかりのようです。

サンタイヨウくんが生まれるまでは美容師として働いていたサンナイトさん。しかし、病気を持って生まれてきた息子のための治療費を考えると、それまで貯めてきた貯金では足りず、ベッドシーツやドレスなど持っているものをすべて売り払ってしまったといいます。少し落ち着いてからまた働き始めようとしたところ、職場が悪いことに手を染めていたようで、働けない状態に。「明日も生きていけるかどうかわからない」と毎日不安になるような苦しい日々を送っていたサンナイトさんは、「私が神との誓いを破って夫と離婚したから、これは神からの罰なんだと思っていた」と話します。

今は、近所に子どもを預かってくれる人がいるため、サンナイトさんは美容室のアルバイトに行っています。息子の存在がサンナイトさんの救いになっているよう。「この子が学校に行くようになる前には、この病気を治してあげたい。そのためには、お金を貯めるために節約しなければ」と、未来を見据えた生活を送っています。

「いつかは美容師の仕事に戻って自分のお店を開いてみたい」という夢も語ってくれました。サンタイヨウくんには「国を動かす公務員になってもらいたい」と願っているそう。きっと夢は叶うはず!

※「家、ついて行ってイイですか?(明け方)」より

テレ東プラス

最終更新:9/18(水) 21:04
テレ東プラス

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