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【台風15号】悪質商法、空き巣警戒を 通電火災も要注意

9/18(水) 11:50配信

千葉日報オンライン

 台風15号の被災地で災害に便乗した不審な電話や訪問が相次ぐ恐れがあるとして、千葉県警などが注意を呼び掛けている。停電による混乱が続く中、悪質商法などの被害の全容は明らかになっていないが、復旧にはなお時間がかかり、長期的な警戒が必要となる。

 県警生活安全総務課によると、16日までの時点で悪質商法などが疑われる相談を8件受理。このうち千葉市の70代女性は、業者風の男2人に「屋根瓦が落ちている」として自宅を勝手に修理され、現金25万円を手渡してしまったという。

 県消費者センターにも14日までに「不審な業者から勧誘された」「クーリングオフは可能か」と9件の相談が寄せられた。いずれも悪質商法などが疑われる事例で、同センターは引き続き注意喚起に力を入れる。

 一方、災害に便乗した空き巣や車上狙いなどへの警戒も必要だ。同課のまとめでは、強風で出入り口が壊れた袖ケ浦市の店舗に何者かが侵入し、現金100万円超が盗まれる被害が発生。八街市では女性が乗っていた車に男が侵入する不審者情報もあったという。

 また、停電復旧後に電気を使用する際、破損した配線などから出火する「通電火災」が発生する恐れがあり、県内の各消防が注意を呼び掛けている。

 千葉市消防局などによると、15日には同市中央区の木造2階建て住宅などが全焼する火災が発生。住人の男性は台風後、自宅から避難し、停電復旧後に自宅に戻って電気のブレーカーを入れたところ、数時間後に火が出たと説明しているという。

 千葉市内ではほかにも、通電火災の可能性がある火災が起きているといい、市消防局では原因を調べている。市消防局は長期間にわたる停電の復旧後、ブレーカーを入れる前に電気機器や配線などの破損状況を確認してほしいとしている。雨などで濡れた電気機器のコンセントを抜くことや電子レンジなどの機器のスイッチが切れていることを確認することも呼び掛けている。

最終更新:9/18(水) 11:56
千葉日報オンライン

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