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熱中症避け、真夏から秋開催に 金沢・湯涌の恒例フェス

9/18(水) 1:57配信

北國新聞社

 工芸体験やステージイベントなどを通じて親子の絆を深める目的で、金沢・湯涌地区で毎年夏休みに開かれてきたイベント「宝島フェス」(北國新聞社後援)が、熱中症を避けるため今年は開催時期を10月に遅らせる。昨年、暑さで体調が悪化したスタッフがいたことなどから、会場を旧俵小に変え、屋内のみとすることも決定。催事が多い秋は来場者の減少も予想されるが、安全性の確保を優先させる。

 イベントは県内の有志でつくる「ほんわかハートプロジェクト」が主催する。昨年までの計5回のうち4回は北袋町の金沢湯涌創作の森を会場とした。

 昨年は8月4日を開催日としたが、当日の最高気温は34度。屋外には雑貨販売や工芸体験など30ブースが設けられたが、来場者の多くは屋内にいたという。中心メンバーの一人、坂本茂樹さん(56)は「猛暑日ではなかったが、危険を感じる暑さだった」と振り返る。

 坂本さんは、長男が小学生の時に引きこもりになった経験から、親子関係や仕事などで悩む人に語り合いの場を提供する「ほんわか寺子屋」を開いている。

 フェスはそうした活動の延長であり、親と子が安心して時間を楽しむことができるよう、今年は市俵芸術交流スタジオを会場とし、屋内だけを使用することに変更した。

 今年のフェスは10月6日、交流スタジオが旧俵小校舎であることから、「大人と子どもの文化祭」と銘打って開かれる。体育館や各教室にクラフト体験などの約30ブースを並べる計画だ。過去のフェスで撮影した写真の展示も初めて企画した。プロジェクトではボランティアで協力してくれるスタッフを募っている。

 坂本さんは「秋開催の支障もあるが、安全が第一。大人も子どもも生き生きできる空間を目指したい」と意気込んでいる。

北國新聞社

最終更新:9/18(水) 1:57
北國新聞社

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