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純白の泡あわ鶏スープ。一軒家の予約制ラーメン店「御忍び麺処nakamuLab.」ふるさとWish 那珂川市 年間300杯! 豚骨戦士 福岡のラーメンを斬る! VOL.36

9/18(水) 14:15配信

九州朝日放送

那珂川市の完全予約制ラーメン店が話題に

福岡県・那珂川市の一軒家で営む、完全予約制のラーメン店。
ここ1年でオープンした新店のなかでも、特に注目を集めた実力派だけにご存知の方も多いだろう。そう「nakamuLab.」(ナカムラボ)である。

店は閑静な住宅街にあるごく普通の“家”。まるで誰かの実家を訪れたかのような雰囲気に、玄関で靴を脱ぎ入店する際「おじゃまします」とつい口に出る。

向かう道も少し不安になる穴場的立地や、「家じゃん!」と突っ込みたくなる佇まい、そして未体験のラーメンについても、とにかく人に教えたくなる店だ。

予約さえすれば一般的なラーメン店として楽しめる。肩肘張らずGO!

「nakamuLab.」店主の中村聡志さんは東京やシンガポールでのラーメン修業を経て、故郷福岡で独立開業を決意。当初は一般的な路面店を探していたが、ラーメンを試作するラボとして借りた家をそのまま店にしてしまった。

「縁があって借りた友人の祖父の家。この辺鄙な立地で客を呼べたら、後々どこでもやっていけるだろうと。私のラーメンのキャリアの入口は豚骨でしたが、しっかりとした一杯を作り込めば長く勝負できると思い、あえて“鶏”に特化した店を開きました」と中村さん。

一軒家の完全予約制ラーメン店と聞くと、ラーメンのコースや高価な一杯を連想してしまうが、同店のメニューは1杯¥740からと一般的なもの。畳張りの和室で腰を下ろし、ゆっくりと時間をかけて味わうことができる。

「nakamuLab.」の看板メニュー、鶏白湯sobaは、真っ白でフワフワとした表面の泡が特徴。下処理を徹底し、余分な脂を取り除いた鶏スープをしっかりと白濁させる。そして、手鍋に移し、ブレンダーをかけることで、よりマイルドでクリーミーな味わいに。表面に浮く気泡は口当たりを柔らかくする効果もある。低温調理のチャーシュー、レモンスライス、ドライトマトなどの具がフワフワの泡に包まれ浮いているよう。香り、酸味、食感も計算し尽くされている。

また、筆者が最近「nakamuLab.」でハマっているのが担々麺。こちらは泡あわのタイプではないが、鶏9:豆乳1の割合でブレンドしたスープ。鶏白湯のコク、豆乳のまろやかさ、一味やネギ油などが入る自家製ラー油の辛味、肉味噌の旨味が渾然一体となり美味。スープの底に残った挽き肉をレンゲですくう手が止まらず、最後の一滴まで飲み干してしまう。

「nakamuLab.」は前日、開業1周年記念としてブランド鶏や野菜など、食材にとことんこだわり抜いた「プレミアム鶏白湯」を出し大人気を博した。今後もイベント麺を3か月に1度は出して行きたい、と中村さんは意気込む。

【御忍び麺処 nakamuLab.】(ナカムラボ)
住所:福岡県那珂川市別所1067-8
電話:090-4358-1696
営業時間:11:00~15:00、17:00~21:00(要予約)
休み:不定
席数:8席
駐車場:3台

上村敏行(かみむらとしゆき)。1976年鹿児島生まれ。2002年よりラーメンライターに。以降年間300杯を食べ歩き「ラーメンWalker」はじめ各媒体での執筆活動、ラーメンイベント監修などを行う。KBC地域リポーター。

九州朝日放送

最終更新:9/20(金) 10:45
九州朝日放送

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