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FOMC、追加利下げもさらなる引き下げ予想にはためらいか

9/18(水) 15:38配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 米金融当局は18日、2会合連続の利下げを決めると広く見込まれている。ウォール街とトランプ大統領からの圧力にさらされている当局だが、連邦公開市場委員会(FOMC)内の意見は大きく分かれており、さらなる利下げ見通しを示すのにはためらいがあるかもしれない。

ブルームバーグがエコノミストを対象に実施した最新調査によれば、世界的な景気鈍化やトランプ大統領の通商政策を巡る不確実性などのリスクに対する保険として、FOMCは0.25ポイントの追加利下げを決める公算が大きい一方、年内のさらなる利下げはないとの見通しを示すと見込まれる。

連邦準備制度理事会(FRB)は米東部時間18日午後2時(日本時間19日午前3時)にFOMC声明と最新の四半期経済予測を公表し、2時半からはパウエルFRB議長が記者会見に臨む予定。

ノーザン・トラストのチーフエコノミスト、カール・タネンボーム氏は「グループ内の意見は非常に分裂している。FOMCメンバーが成長減速を予想していないのであれば、どこまで行動する気になるだろうか。当局による一段の行動は確実ではない」と語った。

0.25ポイント利下げに対しては、カンザスシティー連銀のジョージ総裁とボストン連銀のローゼングレン総裁が反対票を投じそうだ。両総裁は7月にも金利据え置きを支持し、利下げに反対していた。一方、セントルイス連銀のブラード総裁は不確実性の高まりを理由に0.5ポイントの大幅利下げを主張して反対票を投じるかもしれない。

スティーフル・ニコラウスのチーフエコノミスト、リンゼー・ピエグザ氏は「経済に関して2つの根本的に異なった見解がある」とし、金融当局者が提出するドット・プロット(金利予測分布図)における「ドット(点)のばらつき拡大と投資家に対する政策メッセージの一層の不透明化」にそうした状況が反映されるだろうと述べた。

原題:Divided Fed Reluctant to Forecast More Cuts: Decision Day Guide(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Steve Matthews

最終更新:9/18(水) 15:38
Bloomberg

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