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NBA経験豊富なスティーブンソンに挑んだ今村佳太「やらずに終えたくなかった」

9/19(木) 7:50配信

バスケット・カウント

主力にケガが相次ぎ『テリフィック12』初戦で大敗

文=鈴木健一郎 写真=©ASIA LEAGUE



クラブとして初の国際大会となる『テリフィック12』に挑んだ新潟アルビレックスBBだが、厳しい戦いを強いられることになった。アーリーカップ決勝で指を痛めたラモント・ハミルトンが欠場、さらに柏木真介も足を痛めており大事を取った。

外国籍選手2人体制の新潟にとってハミルトンの欠場は大きすぎる痛手。新加入のニック・パーキンズは何とかインサイドを支えようと奮闘するも、昨シーズンまでNBAレイカーズでプレーしていたランス・スティーブンソンが相手では荷が重い。ファウルトラブルになることも許されない状況ではなおさらだった。

「サイズが小さくてもトランジションで相手を振り切り、ズレを作って3ポイントシュートを打つことは前半はできていた」と五十嵐圭が試合後に語ったように、中国の遼寧フライングレパーズを相手に何とか踏ん張っていたが、後半に入って運動量が落ち始めると支えきれなくなった。結果は82-110の大敗。終盤は五十嵐、パーキンズを下げて勝負をあきらめざるを得なかった。

そんな状況ではあったが、今村佳太は「ケガは仕方ない部分ですが、シーズン中でもあり得ること。そこは言い訳せずにやっていかなきゃいけない」と敗戦を受け止め、「個人的にも今シーズンはチームの中心としてやっていきたい気持ちがあるので、そこは誰がいる、いないとかは関係なくしっかりやろうと思っています」と語る。

「改善していく点をこれから見つめていきたい」

試合であれば勝敗にはこだわりたいものだが、リーグ開幕前の大会とあって『結果より内容』が問われる。そういう意味では、戦力が揃わない中でも見るべき内容はあった。Bリーグのバスケットが「インサイドの外国籍選手にボールを預けるだけ」としばしば揶揄されるのとは対照的に、日本人選手、特に若い今村が積極的に中へ仕掛け、どうにか劣勢を覆そうと奮闘したのだ。

「リング下にいるショットブロッカーに対して、自分で行くのかクリエイトしてパスをするのか、その判断が自分としてはまだまだ甘いと思います。アタックできたのは良かった点として、改善していく点をこれからしっかり見つめていきたいと思います」

外国籍選手かどうかを抜きにしても、サイズのある選手が揃う中国のチーム相手にアタックし続けるには、よほど強い気持ちが必要になる。昨シーズンは長期出場停止処分を受けてほとんど働くことができなかった。だからこそ、若さに甘えることなく一気にチームを背負うレベルまでステップアップしなければいけないと、今村は自分にプレッシャーを掛ける。

「やらずに試合を終えるのは絶対に嫌だったので、何回かブロックはされましたけど、ブロックされても良いからとにかくアタックしようという気持ちで試合に臨みました」。その結果が35分半の出場で14得点。スタッツでもインパクトでも爪痕を残した。

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最終更新:9/19(木) 7:50
バスケット・カウント

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