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黙々と続いた夕暮れの猛特訓 これからも“カッコいいシブコ!”見せてください【カメラマンの景色】

9/19(木) 15:00配信

ゴルフ情報ALBA.Net

毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する。【日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯編】

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8月の「全英AIG女子オープン」制覇後、初の関西(兵庫県)での試合に臨んだ渋野日向子。メジャー大会ということもあって、土日に連日1万人超のギャラリーが会場に詰めかけた。大きな期待を受けて迎えた初日は「70」をマークし、国内女子ツアー歴代1位となる29ラウンド連続オーバーパーなしという記録も達成。しかし2日目に「75」と崩れ記録が途絶えると、3日目も出入りの激しいゴルフでピリッとしない内容となった。

今回の写真が撮影されたのは、そんな大会3日目のホールアウト後だった。日も暮れかけたコースで最終組の上がりを撮り終えた岩本芳弘カメラマンが、18番グリーン奥の練習場をのぞくと、そこで渋野と青木翔コーチが練習を続けていた。すでに渋野のホールアウトからは3時間が経過。帰路についていてもおかしくない時間だ。

しばらく遠目に練習を眺めていると、「あ、どうも!」という声とともに2人が近づいてきたという。「またいいの撮れちゃってんるんでしょう?」と笑いながら話しかけられ、『頑張るね』と返すと、「下手くそなんで」と少しうつ向き加減に芝を見つめ、またクラブを振り始めた渋野。そんな練習風景を2人の邪魔にならないように、2~3カットだけ写真におさめた際の写真がコレだ。

長いラフへの対応など、見つかった課題をすぐに克服するかのように、2日目、3日目だけでラウンド後に計7時間以上に及ぶ猛特訓に励んだ渋野。「練習風景からスコアを伸ばせなかった悔しさが伝わってきました。青木コーチにアドバイスを貰いながら黙々と練習する姿、深いラフに対応出来なかった悔しさ、そして次のステップに向かって突き進む姿が印象に残りました」というシーンは、岩本カメラマンが感銘を受ける一コマとなった。

そのかいもあってか、最終日には「70」をマークしアンダーパー締め。額に流した汗を、すぐに結果へとつなげた。「今回も入場者数を更新してシブコフィーバーはまだまだ続くでしょう。今後も“スマイル” だけでなく、いろいろな姿を撮影して皆さんにも見てもらいたいですね。スコアが悪いのに笑ったり、何かを食べているところばかりを求められても渋野選手も大変でしょうし! “カッコいいシブコ!”が撮れるように頑張っていきます」(岩本カメラマン)。

(撮影:岩本芳弘)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:9/19(木) 15:00
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