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ザントフールト、F1オランダGP開催への”宿題”は山積みも「5月までに準備できる」

9/19(木) 12:31配信

motorsport.com 日本版

 元F1ドライバーであり、オランダGPのスポーティングディレクターを務めるヤン・ラマースは、ザントフールトの改修作業が多く残っているにも関わらず、来年5月のグランプリ開催には間に合うはずだと語った。

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 オランダGPは1985年以来、35年ぶりに2020年のF1カレンダーに復帰し、ザントフールトで5月3日に決勝レースが行われる予定となっているが、それを実現するためにはサーキット自体や施設の改修作業を完了させなければいけない。

 この作業には、FIAによる承認だけでなく、地方自治体の承認も必要となる。また、ザントフールトは砂丘に建設されたサーキットであることから、環境的な問題も考慮する必要があるだろう。

 ラマースは、motorsport.comに「やるべきことはまだたくさんあるが、我々はそれに取り組んでいる」と語った。

「我々はすべての仕事をこなせると思っている。だから、来年のイベントでは多くの人々を驚かせられるだろう」

「すでに、9月末には多くのアクションが見られる予定となっている。10月の初めにもそれが続くので、クリスマスツリーの準備をする頃までには、多くの作業が終わっているはずだ」

「すべての計画の準備が整っており、我々のパートナーの持つ専門知識を駆使すれば、建築的な面でもすぐに作業が終わるだろう。したがって来年には、美しいサーキットができているはずだ」

 ラマースは、作業が遅れているのではないかという指摘を一蹴した。

「ザントフールトは、当然”流行りのトピック”だ。しかし我々は、オランダの人々にその詳細すべてを伝えていない。メディアもそれについてのニュースを伝えたいと思っている。だからニュースがなければ、彼らはそれを自分で探そうとするんだ」

「そしてその中には当然、ネガティブなものも含まれる。しかし心配することは何もない。サーキットは来年の5月3日までに準備ができる。そして私は、ただ何かを叫ぶ人々よりも、何が起こっているかを知っている人々の話に耳を傾けたい」

 サーキットの改修について、ラマースは次のように話した。

「FIAはまだ正式な承認を出していない。しかし当然、FOM(フォーミュラワン・マネジメント)はFIAに関して豊富な経験を持っている。したがってFOMがそれ(サーキット改修案)を承認し、FIAに提出すれば、残りは形式的なものだとみなすことができる」

 しかしながらラマースは、ザントフールトがグランプリ開催に向けて動く中で、課題に直面することもあると認めた。

「私はとても上手くいっていると思うし、進行具合に満足している。現時点で発生しているすべての事柄は、依然としてコントロール可能な範囲内にある。もちろん、何が起こるかを事前に全てを知ることはできないが、可能な限り準備できるように努めている」

「例えばアクセス道路など、何か障害があれば、創造性につながることがある(自転車で観客にサーキットまで来てもらう計画があるようだ)。我々の目標は、カレンダーの中で最も持続可能なグランプリになることなんだ」

「とはいえ、過去35年間もグランプリ開催から遠ざかっていた自治体や州、政府に対処しなければならない。そのため誰もが課題に直面し、再びそれに慣れなくてはいけないんだ」

「みんなが敬意を持って、それぞれの課題と責任を果たす必要がある。これまでのところ、すべて計画通りに進んでいる。素晴らしいことだ。(開催に間に合わないとは)少しも考えていないし、ユニークなグランプリを開催できると確信している。素晴らしい”お祭り”になる」

Adam Cooper

最終更新:9/19(木) 12:31
motorsport.com 日本版

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