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太陽系外惑星で水蒸気を初めて検出…生命存在の可能性

9/19(木) 20:00配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

研究者チームは、生命が存在する可能性のある惑星の大気中に、初めて水蒸気を検出した。

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その惑星の名前はK2-18b。地球から110光年離れた赤色矮星を周回するスーパーアース(巨大地球型惑星)だ。

太陽系外惑星で水と大気、さらに地表で液体としての水を保持するのに適した温度を有することが分かっている惑星は、今のところK2-18bだけだ。

そのため「K2-18bは、生命の存在する可能性が最も高い星」と研究者は述べた。

NASAが2021年に打ち上げる予定のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡といった高性能の望遠鏡を使うことで、K2-18bや類似の惑星の研究がさらに進むことになる。

研究者チームは、生物が居住する可能性のある惑星の大気中に、初めて水蒸気を検出した。

その惑星の名前はK2-18b。スーパーアース(巨大地球型惑星)のひとつで、大きさは地球の2倍、質量は8倍だ。赤色矮星の周りを公転していて、その軌道はハビタブルゾーン(生命居住可能領域)、すなわち惑星表面で水が液体として存在できる領域内にある。

「現在確認されている太陽系外惑星の中で、水を液体として保持するのに適した温度の惑星は、今のところK2-18bだけだ。大気に水分が含まれていることから、この惑星は我々が知る中で最も生命が存在する可能性が高い。これらの発見に大変興奮している」と9月11日に科学誌Nature Astronomyに掲載された論文の筆頭著者であるアンゲロス・チアラス(Angelos Tsiaras)氏は記者会見で述べた。

ケプラー宇宙望遠鏡が地球から110光年離れたK2-18bを発見したのは2015年のこと。この惑星の水蒸気に関する新たな論文が9月11日に発表され、生命が存在する可能性のある太陽系外惑星に対する理解が大きく前進することになった。

現時点でスーパーアースは、我々の銀河系で最もよくあるタイプの惑星だと考えられている。また赤色矮星は小さく、気温が低く、寿命が長く、最もよくあるタイプの恒星だ。つまり、K2-18bのような太陽系外惑星は数多く存在すると考えられている。まだ証明はされていないが。

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最終更新:9/19(木) 20:00
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