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貴景勝、史上初「1場所大関復帰&優勝」見えた…12日目復帰なら過去最速

9/19(木) 6:13配信

スポーツ報知

◆大相撲秋場所11日目 ○貴景勝(送り倒し)栃ノ心●(18日・両国国技館)

 関脇・貴景勝が大関復帰ノルマの10勝に王手をかけた。大関・栃ノ心を送り倒した。現行のカド番制度となった1969年名古屋場所以降、1場所での返り咲きは過去6例あるが、12日目での2ケタ白星到達なら最速。賜杯争いでも、トップの2敗は平幕の明生と2人だけとなり、史上初の「1場所大関復帰&優勝」が現実味を帯びてきた。3敗で御嶽海、朝乃山、新入幕の剣翔ら5人が追う。

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 大関復帰へ。貴景勝が、ついに王手をかけた。栃ノ心の圧力に引いて右差し、首を抱えられ巻かれたが回り込み、送り倒した。「ダメですね」とは右差しの局面。それでも「唯一(自分が)戦えるのは気持ち」と、現役大関撃破につなげた。

 12日目に妙義龍を下せば10勝目。過去最速で、1場所大関復帰を果たす。大関陥落から1場所で復帰したのは、過去5人6例。76年名古屋場所、三重ノ海の13日目での10勝到達が、最も早かった。

 大関取りの春場所も、10勝がノルマだった。だが今場所前「確かに同じ。でもあのときの方が追い込まれていた」と語った。その理由は「前回は早く上がりたいと思ってた。でも今回は無理なら無理でいい。出られないより、負けた方がいい」。けがの休場でどん底を味わい、心が更に強くなった。

 2敗で明生と並び、初の大関復帰&Vの同時達成も見えてきた。八角理事長(元横綱・北勝海)は「いい意味で期待を裏切ってくれている」と絶賛する。今場所、尊敬する戦国武将・上杉謙信の軍旗に記される「龍」が入った染め抜き(着物)で場所入りし気合を入れる。「今の自分に与えられたことは、明日の準備をすること」と語る貴景勝に、なせぬことはない。(大谷 翔太)

最終更新:9/20(金) 8:50
スポーツ報知

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