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【阪神】近本、ミスターに並んだセ新人最多153安打「歴史上?そんな存在、レベルの方」

9/19(木) 6:06配信

スポーツ報知

◆阪神3―2ヤクルト(18日・甲子園)

 自慢の快足で、ついにミスターに並んだ。1点リードの8回2死。阪神・近本は一塁へゴロを放つと、カバーの投手・坂本より一足早く駆け抜けた。初回、7回の安打を含め今季153安打とし、新人安打で58年に巨人・長嶋茂雄が達成したセ・リーグ記録に並んだ。「恐縮です。まだ実感がわかないですね」と照れた。13度目の猛打賞で、こちらも長嶋氏の新人記録にあと1とした。

 近本にとってミスターは「(現役時の)映像すら見たことないです。歴史上? そんな存在、レベルの方です」。だから、記録を目前にしても数字で硬くなることはなかった。「僕は今何本です?」「長嶋さんは何本でしたっけ?」と逆質問するほど。2年前、149安打を放った同学年の中日・京田が「(長嶋さんを)めちゃくちゃ意識した」という話を聞き「意識してもしなくても一緒」と自然体で臨むことができた。

 「体(170センチ、72キロ)が小さくても、(子どもたちに)希望を与えたい、本塁打を打ちたい」。そう誓ってプロでも、フルスイングを貫いた。球宴のサイクル安打でMVPに輝くと、注目度も変わった。15日の巨人戦(東京D)では、球場内ですれ違ったG党のちびっ子からもハイタッチを求められた。「本当にうれしい」とヒーローになれたことに目を細める。

 7回には二盗を決めて34盗塁とし、そのタッチをかいくぐった山田哲を抜いてリーグトップに。無安打に終わった村上の目の前での活躍で、新人王争いもさらにし烈になってきた。矢野監督は「誰にも追いつけないような。そういうところを目指して、残り試合も頑張ってほしい」と手放しでたたえた。9月初の連勝で3位・広島に3差。新記録だけでなく、近本が大逆転劇へ導く。(嶋田 直人)

最終更新:9/20(金) 18:53
スポーツ報知

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