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eスポーツ大会、優勝賞金500万円が10万円に JeSUに批判が集中した「賞金490万円減額問題」の争点を解説

9/19(木) 20:31配信

ねとらぼ

 「東京ゲームショウ2019」の中で行われた、「ストリートファイターV」「パズル&ドラゴンズ」のeスポーツ大会で、優勝者が正規の賞金を受け取れなかったことが、インターネット上で大きな議論になっています。

【画像:「パズドラ」大会で優勝した中学生のゆわ選手】

 具体的には、「ストリートファイターV」では“ももち”選手が優勝したものの、JeSU(日本eスポーツ連合)が規定するプロライセンスの取得を拒否したため、本来500万円の優勝賞金が10万円相当(副賞含む)へ減額に。また「パズル&ドラゴンズ」ではJeSUのジュニアライセンスを持つ“ゆわ”選手が優勝しましたが、ジュニアライセンスの規定により優勝賞金500万円を受け取ることができませんでした。

 こうした流れを受け、ネット上ではプロライセンス制度や、プロライセンスを発行するJeSU、さらには大会を開催したゲームメーカーなどに批判が集まる形に。一時は「JeSU」がTwitterのトレンドワードに入り、「何のためのプロライセンスなのか」「なぜ中学生だと賞金を受け取れないのか」など、不満の声が一気に吹き出しました。

 とはいえ、eスポーツ大会における賞金問題については以前から議論されており、景品表示法や風営法、賭博罪などさまざまな法律も絡んでくることから、業界ですらまだ“落とし所”を探っている段階というのが実情です。一体なぜ、ももち選手・ゆわ選手は賞金を受け取れなかったのか、今回の問題点はどこにあったのか。8月に『みんなが知りたかった 最新eスポーツの教科書』を上梓した、フリーライターの岡安学さんに、今回の件について解説してもらいました。

【話を聞いた人:岡安学】
eスポーツを精力的に取材するフリーライター。ゲーム情報誌編集部を経て、フリーランスに。さまざまなゲーム誌に寄稿しながら、攻略本の執筆も行い、関わった書籍数は50冊以上。現在はWebや雑誌、ムックなどで活動中。近著に『みんなが知りたかった最新eスポーツの教科書』(秀和システム刊)、『INGRESSを一生遊ぶ!』(宝島社刊)。Twitter:@digiyas

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最終更新:9/20(金) 0:01
ねとらぼ

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