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大臣就任で育休取得はどうなる?決断を迫られる小泉進次郎氏

9/19(木) 11:40配信

THE PAGE

 育休の取得を検討していることを明らかにしていた小泉進次郎議員が、11日の内閣改造で環境大臣として初入閣しました。大臣ともなると、行政府の責任者でもありますから、かなりのハードワークが予想されることに加え、野党の一部からは、育休取得を疑問視する声も上がっています。政治家の育休についてはどう考えればよいのでしょうか。

【動画】小泉進次郎環境相が就任会見 原発「どうやったらなくせるか」

実現すれば日本の政治家として初

 小泉議員は、8月8日にタレントの滝川クリステルさんと結婚しましたが、来年1月に予定されている第1子の誕生を前に、育休を検討していることを明らかにしていました。国会議員は企業の従業員など、役務の提供の代わりに賃金を受け取る人とは根本的に異なる存在ですから、誰かに育休を申請して許可をもらうといった概念は存在していません。国会議員は自身の良心や政治信条によって自由に行動できますから、どのように休みを取るのかも自由です。最終的に働きぶりを有権者が判断して、次の選挙で当選するか落選するかが決まるだけです。

 とはいえ、現実に育児を理由に議員としての仕事を休んだケースはこれまでなく、当然ですが、国会にも関連する規定はありません。以前、宮崎謙介・元議員が取得を宣言したことがありましたが、不倫スキャンダルの発覚によって話が流れてしまいました。

 海外では育児を理由に議会での仕事を休むケースは存在しますが、小泉氏が実施すれば日本の政治家としては初の育休ということになるでしょう。

現状に一石を投じるのか

 しかしながら、小泉氏の方針に対しては、野党の一部から反対の声があがっているほか、与党内からも慎重な対応を求める意見があるようです。困ったことに同じタイミングで環境相の就任が決まってしまい、状況はさらに厳しくなっています。

 国会議員だけの仕事であれば、国会の会期中に行われる採決などをどうするのかという問題はあるものの、ある程度は、マイペースで仕事ができます。しかし行政府の責任者ということになると、対外的な交渉などもあり、時間が自由になるとは限りません。一方で、少子化が進む日本の現状を考えると、小泉氏が育休を実践する影響は大きく、今後の政治キャリアにもプラスになる可能性もあるでしょう。小泉氏は、早くも政治家として大きな決断を迫られる状況となってきました。


(The Capital Tribune Japan)

最終更新:9/19(木) 11:40
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